ｸｲｽﾞ大陸

これはQ145、Ｑ195、Q222に続くシリーズNo.4です。　　

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今日は春分の日。紀伊賀好代のバースデーパーティに招かれた摩耶と渉が連れだって好代の家に向かっている。
手にはきれいに包装されたプレゼントの入った袋を提げて。

「好代さんのお家は海を見下ろす高台にあって、景色がすばらしいのよ。」
　　「行ったことがあるの？」
「ええ、何回かね。晴れた日には水平線に伊豆大島が見えるのよ。」
　　「そうなのか。今日は天気がいいから見えるかな？楽しみだな。」　　
「それもそうだけど、今日の趣向、好代さんに喜んでもらえるといいんだけど。」　　

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広い庭の大きなテーブルを囲んで、怪我もすっかり治った好代が友人達と談笑している。
でも、渉はさっきから紙皿を手になにやらごそごそやっているようだ。
　
いよいよプレゼントを渡すときがきて、摩耶と渉の番になった。
「好代さん、お誕生日おめでとうございます。これ、私と渉君からのプレゼントです。」と包みを手渡す摩耶。
　「ありがとう。開けてもいいかしら。」と好代が包みを開けようと　
　　「あ、開ける前に好代さんにクイズがあるんです。ちょっと誰か８人ばかり手伝って。」と渉。

　　「はい、この紙皿を持って順番に並んでください。」と８人に紙皿を渡す。
　８枚の紙皿にはこんな顔文字が描いてあった。（ごそごそやっていたのはこれを描いていたんですね。）　
　　　　　　　　　　　　
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「好代さん、これがその包みの中身です。さて、何でしょう？」と摩耶が微笑む。

ニコニコとみんなの様子を眺めていた好代も摩耶の問い掛けにちょっと真剣になって紙皿の顔文字を見つめている。
　「数字と記号とアルファベットね。ここで直ぐ解くということはそんなに複雑な暗号ではないわよね？」
　「うーん、♀の記号は１に置き換えてもいいのかしら？」と好代。
「そうなんです。さすがですね。もうわかったみたい。」
　　「わー、瞬殺ですか。すごいな〜。」と渉も感心している様子。

でも、他の者はなんだかさっぱりわからないといった表情でポカンとしている。

さて、プレゼントの箱の中身は何でしょうか？