No. 37≫ No.38 ≫No. 39
aya
2005/03/05 14:52
**正解発表**
出糸署の橋本から話を聞いた牧田は眉間に皺をよせて「うーむ」とポーズ付きで唸った。
牧田刑事「それは変ですね・・」
橋本刑事「はい?」
牧田刑事「この焼き鳥屋のオヤジですが、少なくともこの遊歩道からは夜の湖を観てないですよ。
この湖は遊歩道から見て真北にありますよね?月は南側の空に出るものですよ。
北側の湖に映る訳がないじゃないですか。
向こう岸からなら湖面に映る月は丁度よく見えると思いますが・・」
橋本刑事「・・・・・ハッ!そうですよね?そうだ・・
このオヤジの証言は嘘ですね。
確かに昨夜は雲もなく月がキレイな晩でした・・
そちらに気をとられて、湖面の発言の方は見逃してしまいました。
実は僕も昨夜は別の屋台で一杯ひっかけてましてね。
帰り道の月を眺めていい気分になっていたんですよ・・」
牧田刑事「あははッ!実は僕もなんですよ〜!アパートの窓から月見酒・・」
二人の刑事は一緒になって笑ったが、橋本はすぐ顔を引き締めた。
橋本刑事「牧田さん。どうも有り難うございました。
すぐこの男を縛り上げますよ。なんと言い逃れしても徹底的に調べますから!
フッフッフ・・待ってろよ・・・」
゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜
帰り道、牧田はデート先をまた考えなければ、と困ってしまった。
(今日は福山先輩と飲もうかな・・デート慣れしてるから色々聞いてみよう・・
あ〜当然僕の奢りだなぁ〜まあ、仕方ないか・・)
牧田はさっき見た美しい湖を思い出し、枝葉 透子と夜景が見れない事を残念に思った。
そして次に、一見優しそうな橋本の顔も思い出していた。
(そういえば、出糸署の名物刑事で、「すっぽんのなんとか」ってあだ名されてた人がいたっけなぁ・・)
aya 2005/03/05 14:52
出糸署の橋本から話を聞いた牧田は眉間に皺をよせて「うーむ」とポーズ付きで唸った。
牧田刑事「それは変ですね・・」
橋本刑事「はい?」
牧田刑事「この焼き鳥屋のオヤジですが、少なくともこの遊歩道からは夜の湖を観てないですよ。
この湖は遊歩道から見て真北にありますよね?月は南側の空に出るものですよ。
北側の湖に映る訳がないじゃないですか。
向こう岸からなら湖面に映る月は丁度よく見えると思いますが・・」
橋本刑事「・・・・・ハッ!そうですよね?そうだ・・
このオヤジの証言は嘘ですね。
確かに昨夜は雲もなく月がキレイな晩でした・・
そちらに気をとられて、湖面の発言の方は見逃してしまいました。
実は僕も昨夜は別の屋台で一杯ひっかけてましてね。
帰り道の月を眺めていい気分になっていたんですよ・・」
牧田刑事「あははッ!実は僕もなんですよ〜!アパートの窓から月見酒・・」
二人の刑事は一緒になって笑ったが、橋本はすぐ顔を引き締めた。
橋本刑事「牧田さん。どうも有り難うございました。
すぐこの男を縛り上げますよ。なんと言い逃れしても徹底的に調べますから!
フッフッフ・・待ってろよ・・・」
゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜
帰り道、牧田はデート先をまた考えなければ、と困ってしまった。
(今日は福山先輩と飲もうかな・・デート慣れしてるから色々聞いてみよう・・
あ〜当然僕の奢りだなぁ〜まあ、仕方ないか・・)
牧田はさっき見た美しい湖を思い出し、枝葉 透子と夜景が見れない事を残念に思った。
そして次に、一見優しそうな橋本の顔も思い出していた。
(そういえば、出糸署の名物刑事で、「すっぽんのなんとか」ってあだ名されてた人がいたっけなぁ・・)