みなさん、正解にたどり着いたようなので、正解編をどうぞ
ひき逃げ事件から２週間後、少し暖かくなってきたのでしーちゃんとお姉さん猫のクロと一緒に散歩に出掛けた。行き先はおなじみチエちゃんのおうち。
「おじゃましまーす。」
「いらっしゃい。シロちゃんも。今日はクロちゃんも一緒なのね。」とチエちゃん。コテツもいるよ。
「おう、しーちゃんか久しぶりやな。」
ごつい顔のチエちゃんのお父さんが奥の間から登場。名前はテツ。
「ごぶさたしています。」
「まあゆっくりしていき。チエ、焼き鳥出したりや。なんや、今日は猫２匹連れとんのか。白いのと黒いのやな・・。よっしゃ！今日は１、２でいくで。ほな。」なぜか関西弁。
豪快に笑いながら、赤鉛筆耳にさして、出掛けていった。
「どこに行くの？？」としーちゃん。
「どうせ競輪でしょう。大きなレースがあるらしいから。あっ、競輪新聞忘れていったわ。まあいいわ。ほっとこう。」チエちゃんはあきれ顔。
そういえば・・。さっき変なこと言ったよね。僕とクロを見て、確か「１、２」って。
「しーちゃん。この間大変だったね。ひき逃げ発見者だったんでしょう。かわいそうに。犯人つかまったの？」
「まだみたい。警察は「４、７」の数字から犯人を割り出そうとしてるみたいだけど・・。わからないらしいわ。」
僕はテツおじさんの忘れていった、競輪新聞が見える位置に移動した。コテツも隣に。
「コテツ、これ見たことある？」
「あるよ。競輪新聞だろ。これを見てレースの展開とか考えるんだよ。競馬も同じ。」
「なるほど、じゃ、この色は何？」
「これはね・・。」
コテツの話は僕の耳にこだました。もしかすると。
しーちゃん。これ見て。ニャーニャー。
「どうしたの？シロ。競輪新聞なんか私わからないよ。」
「まあ、見てみたら。被害者は競輪選手だったんでしょ。またこの間みたいにひらめくかもよ。じゃあ、私が見るね。そういえばさっきお父さんが「１、２」と言ってたね。シロとクロを見て。ということは・・。わかった
。このレースに出てる選手の色ね。」
そうなんです。１レース９人の選手が出場し、それぞれ色があてはめられているんだよ。
１＝白・２＝黒・３＝赤・４＝青・５＝黄・６＝緑・７＝橙・８＝桃・９＝紫
だから僕シロとクロで「１、２」
「でも容疑者のリストに色ばかりの名前の人なんていなかったはずだよ。」としーちゃん。
「まあ、連絡だけしてみたら。担当の刑事さん名前は？」
「片山さん、三毛猫連れた優しそうな刑事さんだったわ。シロは会ってないよね。きれいな三毛のメス猫だったよ。」
えー。会いたかったよ。
そんなことより、連絡早くしてよ。しーちゃん。
その後、片山刑事さんに連絡し、容疑者のリストを持ってチエちゃん家に向かうと返事があった。
ドキドキ
どんな三毛猫ちゃんかな？
「これがリストだよ。さっきの話だと数字が色にあてはまるんだよね。でも青木の青だけだな。ええと確かに４だけど・・。どう思うホームズ？」と片山刑事。
ホームズってまさか抱いてるかわいい三毛猫彼女？
「初めましてホームズといいます。今回はありがとう。おかげでわかったわ。」ホームズが猫語で自己紹介。
「いやいや。それほどでも」デレデレ、僕とコテツ。
でももうわかったんだ。すごーい。
ホームズが容疑者リストを破いて一部分を重ねた。
「そうか、ホームズは漢字もわかるんだな。やっぱり犯人は青木だ！ありがとう。早速署に連絡するよ。」
風のごとく片山刑事とホームズは去っていった。
みなさん、わかったかな？僕は漢字読めないから。しーちゃんから聞いたよ。
青木 登 この青が「４」そして木と登をくっつけると漢字の橙（だいだい）になるよね。これが「７」だって。
数日後、被害者の大野さんは意識を取り戻した。そのころには青木も逮捕されていて、犯行を認めていたんだ。競輪選手として活躍する被害者をねたみ、怪我をさせて競輪界から追い出そうとしたのが動機らしい。
大野さんは車にひかれる直前に青木を見ていたんだよ。偶然、名前が色に置き換えることができるのを以前から知っていたんだって。悲しそうにでも選手として復活できるように頑張ると。僕もしーちゃんもみんなで応援するよ。
「それにしてもまたまたシロ猫探偵大活躍だね。
」とチエちゃん。
「偶然だよ。それよりチエちゃんのお父さんがヒントくれたんでしょ。それと三毛猫のホームズちゃんと。」またまたしーちゃんは冷たい。
まあ、いいか。犯人捕まったし。めでたしめでたし。
ところでテツおじさんの競輪結果は？？またまた競輪競技会に貯金してきたんだって。（ぼろ負け）
正解編長くなりました。だんだんキャラクターが増えて私自身が楽しんでいます。またいつか続編出来ればおつきあい下さいね。
ひき逃げ事件から２週間後、少し暖かくなってきたのでしーちゃんとお姉さん猫のクロと一緒に散歩に出掛けた。行き先はおなじみチエちゃんのおうち。
「おじゃましまーす。」
「いらっしゃい。シロちゃんも。今日はクロちゃんも一緒なのね。」とチエちゃん。コテツもいるよ。
「おう、しーちゃんか久しぶりやな。」
ごつい顔のチエちゃんのお父さんが奥の間から登場。名前はテツ。
「ごぶさたしています。」
「まあゆっくりしていき。チエ、焼き鳥出したりや。なんや、今日は猫２匹連れとんのか。白いのと黒いのやな・・。よっしゃ！今日は１、２でいくで。ほな。」なぜか関西弁。
豪快に笑いながら、赤鉛筆耳にさして、出掛けていった。
「どこに行くの？？」としーちゃん。
「どうせ競輪でしょう。大きなレースがあるらしいから。あっ、競輪新聞忘れていったわ。まあいいわ。ほっとこう。」チエちゃんはあきれ顔。
そういえば・・。さっき変なこと言ったよね。僕とクロを見て、確か「１、２」って。
「しーちゃん。この間大変だったね。ひき逃げ発見者だったんでしょう。かわいそうに。犯人つかまったの？」
「まだみたい。警察は「４、７」の数字から犯人を割り出そうとしてるみたいだけど・・。わからないらしいわ。」
僕はテツおじさんの忘れていった、競輪新聞が見える位置に移動した。コテツも隣に。
「コテツ、これ見たことある？」
「あるよ。競輪新聞だろ。これを見てレースの展開とか考えるんだよ。競馬も同じ。」
「なるほど、じゃ、この色は何？」
「これはね・・。」
コテツの話は僕の耳にこだました。もしかすると。
しーちゃん。これ見て。ニャーニャー。
「どうしたの？シロ。競輪新聞なんか私わからないよ。」
「まあ、見てみたら。被害者は競輪選手だったんでしょ。またこの間みたいにひらめくかもよ。じゃあ、私が見るね。そういえばさっきお父さんが「１、２」と言ってたね。シロとクロを見て。ということは・・。わかった
そうなんです。１レース９人の選手が出場し、それぞれ色があてはめられているんだよ。
１＝白・２＝黒・３＝赤・４＝青・５＝黄・６＝緑・７＝橙・８＝桃・９＝紫
だから僕シロとクロで「１、２」
「でも容疑者のリストに色ばかりの名前の人なんていなかったはずだよ。」としーちゃん。
「まあ、連絡だけしてみたら。担当の刑事さん名前は？」
「片山さん、三毛猫連れた優しそうな刑事さんだったわ。シロは会ってないよね。きれいな三毛のメス猫だったよ。」
えー。会いたかったよ。
その後、片山刑事さんに連絡し、容疑者のリストを持ってチエちゃん家に向かうと返事があった。
ドキドキ
「これがリストだよ。さっきの話だと数字が色にあてはまるんだよね。でも青木の青だけだな。ええと確かに４だけど・・。どう思うホームズ？」と片山刑事。
ホームズってまさか抱いてるかわいい三毛猫彼女？
「初めましてホームズといいます。今回はありがとう。おかげでわかったわ。」ホームズが猫語で自己紹介。
「いやいや。それほどでも」デレデレ、僕とコテツ。
でももうわかったんだ。すごーい。
ホームズが容疑者リストを破いて一部分を重ねた。
「そうか、ホームズは漢字もわかるんだな。やっぱり犯人は青木だ！ありがとう。早速署に連絡するよ。」
風のごとく片山刑事とホームズは去っていった。
みなさん、わかったかな？僕は漢字読めないから。しーちゃんから聞いたよ。
青木 登 この青が「４」そして木と登をくっつけると漢字の橙（だいだい）になるよね。これが「７」だって。
数日後、被害者の大野さんは意識を取り戻した。そのころには青木も逮捕されていて、犯行を認めていたんだ。競輪選手として活躍する被害者をねたみ、怪我をさせて競輪界から追い出そうとしたのが動機らしい。
大野さんは車にひかれる直前に青木を見ていたんだよ。偶然、名前が色に置き換えることができるのを以前から知っていたんだって。悲しそうにでも選手として復活できるように頑張ると。僕もしーちゃんもみんなで応援するよ。
「それにしてもまたまたシロ猫探偵大活躍だね。
「偶然だよ。それよりチエちゃんのお父さんがヒントくれたんでしょ。それと三毛猫のホームズちゃんと。」またまたしーちゃんは冷たい。
まあ、いいか。犯人捕まったし。めでたしめでたし。
ところでテツおじさんの競輪結果は？？またまた競輪競技会に貯金してきたんだって。（ぼろ負け）
正解編長くなりました。だんだんキャラクターが増えて私自身が楽しんでいます。またいつか続編出来ればおつきあい下さいね。