クイズ大陸



履歴 検索 最新 出題

日曜がいっぱい! ≫No. 1
?kaito 2005/02/07 22:58
怪盗シャンクに捧ぐ──


「沙緒子ー! 園子ー!」
帰り支度をしている私たちのところに、C組の風祭日菜子が、何か紙筒のようなものをぶんぶんと振り回しながら走ってきた。
「日菜子、どうしたのよ」
私が聞くと、日菜子は少し切れた息を整え、それでも途切れ途切れになりながら言った。
「祝原君がね、日曜のデートの、待ち合わせだって言って、これを、くれたんだけど、意味が、わからなくて」
祝原君というのは隣の町にある男子校の生徒で、日菜子の彼氏である。
沙緒子がそれを取って広げてみると、彼の自宅の家業である「祝原酒店」の2005年のカレンダーだった。
よく見ると、ところどころ日付のところに数字が書き込んである。それも、日曜日ばかりだ。数字は○で囲われたものと◎で囲われたものとがある。


 1/2(日)F
 1/9(日)G
 1/23(日)J
 3/13(日)B
 4/10(日)A(←ここは◎に2)
 4/24(日)K(←ここは◎に12)
 5/8(日)@
 5/29(日)H
 6/19(日)C(←ここは◎に4)
 7/3(日)I
 7/31(日)E
 8/7(日)D


【訂正版】 ごめんなさい。上の暗号間違えてます。↓こちらでよろしく。(出題者)

 1/9(日)G
 1/23(日)J
 3/13(日)A(←これは◎に2)とB
 4/24(日)K(←ここは◎に12)
 5/8(日)@
 5/29(日)H
 6/19(日)C(←ここは◎に4)
 7/3(日)I
 7/31(日)E
 8/7(日)DとF


「これって・・・」
沙緒子が反応すると日菜子も跳ねるように繋いだ。
「うん、いわゆる暗号みたいなものなんじゃないのかな。祝原君、推理小説とか好きだし。でも、私が解けないと意味が無いんだけどね」
日菜子は苦笑いして続けた。
「それで二人に助けてもらおうと思って」
「いいわよ。じゃあ日菜子、その胸のペン貸して」
「え? もう分かったの? さすが沙緒子!」


さて、待ち合わせは「何時にどこで」でしょうか?
編集