かえるの妻さんは、やはり達人技をお持ちだったのですね!!
なるほど、3拍のブロックを6個用意して、倍倍ゲームにしていく……ちょっと失敗した部分を刈り込みしていけばよいので、1拍ずつ伸ばしていくのに比べてはるかに効率的ですし、《1拍づつ三種類》に比べて《3拍づつ六種類》のほうが選択枝も増えて、エラー発生率も少ない…… これはお見事です。
人間国宝 なるほど、これは凄いです。
ところで、かえるの妻さんの例示に12拍のモジュールがありましたので、あっ、と思いまして。
私のハノイの塔が奏でる乱れ打ちを12拍ごとに区切って並べてみたところ、擬似的に周期的だったことを発見いたしました。もちろん、ソックリなものが並んでいるのではなくて、他人の空似レベルがずっとならんでいるのです。……
でだしの60拍はこんな感じです。
201210 201021
201210 212010
201210 201021
201020 121021
201210 201021
……
ハノイの塔とは異なる発想なのですが、
かえるの妻さんによる、3拍モジュール×6種類を参考に、別な乱れ打ちの演奏方法がありそうだと感触をえました。
3拍メロディー×6種類を、2分類に分けてみます。
《昇り調子》
ドミソ → ミソど → ソどみ
矢印(→)は、昇り調子和音の1upだと思ってください。
カタカナより1オクターブ上がひらがな、となっております。
《下り調子》
みどソ → どソミ → ソミド
矢印(→)は、下り調子和音の1downだと思ってください。
さきほど同様にカタカナより1オクターブ上がひらがな、となっております。
ここで、オクターブの差を無視しますと…
《昇り調子》三種
ドミソ → ミソド → ソドミ → (ドミソ)〔3回の1upで元に戻ります〕
同じことですが、
ソドミ → ミソド → ドミソ → (ドミソ)〔3回の1downで元に戻ります〕
《下り調子》三種
ミドソ → ドソミ → ソミド →(ミドソ)〔3回の1downで元に戻ります〕
ソミド → ドソミ → ミドソ →(ソミド)〔3回の1upで元に戻ります〕
というわけで6種類の3拍モジュールを、昇り調子、下り調子の二分類にわけ、各分類内では、1up、1downで系列化ができています。
さて、乱れ打ちを伸ばしていこうと思います。
〔ドミソ〕
のモジュールからスタートします。
これの左側に 1downしたものをつなげ、右側に1upしたものを繋げます。
ソドミ〔ドミソ〕ミソド
そして、元ネタの〔ドミソ〕を左右逆転します。
ソドミ〔ソミド〕ミソド
これで9拍の乱れ打ちができあがりました。
昇り〔下り〕昇りになっていますので、同じメロディーラインが連続しにくいと思います。
また、左側は1down、右側は1upですので、これもまた、連続防止に役立っていると思います。
以上、3拍モジュールを伸ばして9拍モジュールにしてみました。
3拍モジュールは他に5種類ありますから、同じやり方で、9拍モジュールを5種、作れると思います。
できあがった9拍モジュールをくみあわせれば、長い長い乱れ打ちを作りやすいのではないかと夢想しています。
>>6 で私が想定した演奏法を説明いたします。
まず、3種の音を使い、最短の3拍の演奏をする場合を考えます。
かずた
かたず
ずかた・・・等々、6パターンできます。
次に、このパターンの組み合わせで
6拍の演奏を考えます。
同じフレーズの繰り返しになるモノは除外します。
例として「かずた」の後に
「た〇〇」「ずたか」は配置できません。
かずたずかた
かずたかたず
ずたかたずか・・・等々、12パターンできました。
次に。
同様に、このパターンの組み合わせで
12拍の演奏を考えます。
かずたずかたかずたかたず
かずたずかたずたかたずか
かずたずかたずたかずかた・・・等々、36パターンできそうだなぁ。
アレ? これは・・・。
次に24拍、48拍と繋げていくとすると・・・?
終わらない(・o・‖)。
終わりはあるのかも知れないが
数学の苦手な自分には予想もつかない。
(上記の作業も数式で表せそうですが、私にはわかりません。泣)
これではまるで、ハノイの塔の刑に処せられた真方ジンのようだと思いました。(笑)
円盤の数が判っている分、ハノイの塔のほうがマシかもしれない。
愕然。
どうしよう。
探りを入れてみよう。
・・・という次第でした。
千夜一夜さんもハノイの塔に辿り着いた、というのが面白いです(>o<)。