クイズ大陸



履歴 検索 最新 出題

No. 5≫ No.6 最新レスです
?izos 2020/02/02 11:27
解説

どこかのSF小説に、6本指の異星人が12進法を使っている、というシチュエーションがあったかと思います
問題のP世界の住人は12進で数を数えており、この四則演算も12進数の計算式で成り立っています。

例えば、次のように解いてゆけば、答えにたどり着くと思います。
<tt>
@式 ア から、P世界の7は、元世界の1(12進)と判断できる
A式 イ から、 P世界の8は、元世界の0(12進)と判断できる
B式 オ 掛け算の答えは、一の位が0なので12の倍数と考えられる。 
  (元世界10進での 24, 36, 48, 60, 72, 84, 96, 108, 120, 132)
 しかし、同じ一桁の数を掛けて、12の倍数となるのは、36しかないので、
 P世界の0は元世界の3(12進)、P世界の1は元世界の6(12進)と判断できる。
C式 エ は元世界の 3×3となるので、P世界の5は元世界の9(12進)と判断できる。
D式 ウ は元世界の 9×3となるので、答えは27で12進では23となる。よってP世界の 4 は元世界の 2(12進)と判断できる。
E式 ケ 左辺の被除数 74は、元世界の12(12進)であり、10進に直すと14なので、P世界の aは元世界の7(12進)と判断できる
F式 キ 左辺の7aは、元世界の17(12進)であり、10進に直すと19になる。よってP世界の9は元世界の a(12進、10進だと10)と判断できる。
G式 カ 左辺の70は、元世界の13(12進)であり、10進に直すと15なので、P世界の6は元世界の5(12進)と判断できる
H式 ア に戻ると、積の答え71は元世界の16(12進)であり、10進に直すと18なので、P世界の3は元世界の8(12進)と判断できる。
I式 ク 左辺の73は、元世界の18(12進)であり10進に直すと20なので、20−9=11となり、P世界の2は元世界のb(12進、10進だと11)と判断できる
J式には見られない数値bは、残りの4(12進)に対応すると判断される
K全ての対応が分かったので式 コ を、元世界の式に変換すると、 (計算式は10進)
  (10×12+3) ÷ (2×12+11) = 123 ÷ 35 = 3 あまり 18 
 となり、□は3、■■は18となる。
</tt>

補足: 別解はあるか?
  もともと12進で問題を作りましたが、問題に使われている数値が0〜9とaの11種類なので、11〜15進の可能性がないことを確認した上で問題を出しました。
  しかし、問題を出した後、16進以上で別解があるのか気になり確認しましたが、10000進までは別解は存在しないようです。
編集