Annさんが、「過去問」まで探して下さいました。
なくなるのは、「
キログラム原器」
これまでの「1キログラム」は、
「1気圧での4℃の水1リットル」の質量ですが、「1気圧」というのが、そもそも「1kg/cm
2」であって
「
kgを使ってkgを定義する」ような矛盾になりますから、
「これが1kgです」の見本を作る必要がありました。
その後、長さの定義が「光」になり「メートル原器」はなくなりましたが、
2019年5月20日で、最後に残っていた「
キログラムの定義」が変わります。
参考
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/55228「キログラムの定義が変わる、そのとき何が起こるのか?
単位と科学の深い関係」
(臼田 孝 :国立研究開発法人産業技術総合研究所 計量標準総合センター長)
キログラムの新定義
キログラムはプランク定数の値を正確に6.62607015×10のマイナス34乗ジュール・秒(Js)と定めることによって設定される
別の言い方で表現して
「1キログラムは波長633ナノメートル(赤いレーザーポインターの光に相当)の光子の約3×10の35乗個分のエネルギーと等価な質量」
「1キログラムは波長633ナノメートル(赤いレーザーポインターの光に相当)の光子1個が吸収されたときに約1.05×10のマイナス27乗メートル毎秒の速度変化を生じる質量」
「キログラム原器」の実物は、「ただの文化財」に。
定義の仕方が変わりますが、秤の目盛りが変わるわけではないので、実生活では何も変わりません。
ITEMAE 2019/02/08 08:25
なくなるのは、「キログラム原器」
これまでの「1キログラム」は、
「1気圧での4℃の水1リットル」の質量ですが、「1気圧」というのが、そもそも「1kg/cm2」であって
「kgを使ってkgを定義する」ような矛盾になりますから、
「これが1kgです」の見本を作る必要がありました。
その後、長さの定義が「光」になり「メートル原器」はなくなりましたが、
2019年5月20日で、最後に残っていた「キログラムの定義」が変わります。
参考
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/55228
「キログラムの定義が変わる、そのとき何が起こるのか?
単位と科学の深い関係」
(臼田 孝 :国立研究開発法人産業技術総合研究所 計量標準総合センター長)
別の言い方で表現して
「キログラム原器」の実物は、「ただの文化財」に。
定義の仕方が変わりますが、秤の目盛りが変わるわけではないので、実生活では何も変わりません。