クイズ大陸



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?yard 2018/01/16 06:44
2018年の最初のクイズはいかがだったでしょうか。
後から知ったことですが、このクイズが問題ジャンル
「算数・数学クイズ」における2000問目のクイズらしいです。

いつも通りに解説や補足をしていきます。


(1).1 や .2 を上手く使うと、解答を量産できることを何名かが実証してくれました。 0.1で割ることと10を掛ける事は同義。 また、使う数字の中に0が含まれているので、普通の4つの4とはちょっと違った考え方が必要となる場面があったかもしれません。 0!=1 とか。

No.16で言っていた、4つの4(ただし、.(√4)表記を認める)で
113を作る方法は下記。 一応白字にしておきます。
 4!/.(√4)+ √4/.4 = 24/(2/9) + 2/0.4 = 108 + 5 = 113


(2)計算だけなら難しくはありません。
 b=a-30 を a^2+b^2=2018 に代入し、
 2a^2-60a+900-2018=0
 a^2-30a-559=0
 (a+13)(a-43)=0
 aは自然数より、a=43 b=13

この問題の1つ目の条件式が示す通り、2018という数は「2つの平方数の和で表せる数」の1つとなっております。 相当な手間はかかりますが、「フェルマーの二平方定理(二平方和定理)」等数学的な公式に触れていくと(もしくは2018以下の平方数を総当たりしてみると)、2つ目の条件式なしに 43,13 の値を導き出すことも不可能ではありません。 30要素が無くなっちゃうからクイズ的にはまずいんだけどね。


(3)2年前に投稿されていたクイズを参考に、ルールを色々変えて答えを1つに。
 (3-4-5 と 3-(4+5) みたいな別解は除いての話ですが)
 《2016》年賀小町算  http://quiz-tairiku.com/q.cgi?mode=view&no=18442

 2018に近い数(=2016)を作った後にどうやって2を足せばいいのか、意外と悩まされたのではないでしょうか。 ここの考え方は、実は私が過去に出題したクイズのコンセプトをそのまま転用したものとなっていました。
 加減乗除のどれを使う?  http://quiz-tairiku.com/q.cgi?mode=view&no=18940

 追加問題では、最低でも3個は記号を変える必要がありました。偶然にも、3-4-5 と 3-(4+5) のいずれのパターンの式も、「最低が3個」というのは変わらないようです。 (参考:>>8


(4) 1+2+1009+2018=3030
 ある意味奇跡。 年号の改定が1年でもずれればこんな偶然は起こらなかったわけですから。
 聞いた話によると、もうじき年号が平成ではなくなるとか何とか。
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