たぬきおやぢ
過去に発生したなんらかの障害により、該当問題のデータ中の日付の情報が欠落した状態になっています。障害自体は回復しているようですが、一度欠落した日付の情報を復元するのは不可能なので非表示になっています。
過去の議論も読みましたが、「東に向かって進む」という言葉だけでは、緯線上の移動(メルカトル図法で直線)なのか、大円上の移動(出発点を中心とした正距方位図法で直線)なのかは、どちらとも取れるので、決定できないというのが私の立場です。
日常的に「東に向かって進む」と言うときの出発点と移動距離では、両者を区別する必要が無いので、両者の区別をしませんが、極点近くや、移動距離が数千kmの場合は、どちらの意味で言っているかを区別しないと齟齬が発生しうると思います。
「東に向かって進む」という概念が、飛行機やロケットなどの技術が生まれる前、極点が前人未踏の地だったころ、長距離の移動は、伝統的な方位磁石や北極星が見える方向を便りにする航法であった頃から存在することを考えると、暗黙には緯線上の移動と考えるのが自然な場合が多いと思います。なぜ経線が大円で、緯線が大円ではないのかというのは、まさにこの伝統的な航法での南北方向の移動線が経線、東西方向の移動線が緯線となったからだと思います。
出発点では、「日の出の方向に向かう(極点付近では日の出はめったに見られませんが)」、より厳密には、北極点を指す方角から右回り90度の方角に向かうのは、どちらの移動方法でも同じです。昔ながらの航法で移動中の各地点で常に東の方向に進むように微調整しながら進むか、弾道のように一度決めた方向にズドンと進むかで、「東に向かって進む」がどちらがより自然かは異なると思います。
投稿「日付」が見えないのは、なぜでしたっけ?
ちなみに、過去問で論議されている、「東に向かって進む」は、「東」の定義からいえば、「日の出の方向に向かう」なので、メルカトル図法だと思います。
(逆に「西に向かって・・」自転の速度に合わせて進む時をイメージしたら。)