妄想ストーリーの続き。
今度は愛ちゃんside、出題文の出来事に関してです。
頼みの綱のあいつからハガキが届いた。
まずは凄く嬉しい。しかも何やら返事らしき暗号が書かれている。
はて?
あいつは暗号が苦手だった筈。ということは・・・
あいつには協力者がいるのかも。ますます心強い。
ところで、わたしは今このハガキをメイドの手から奪い取ったワケだけど。
もしもこれが、わたしの手に届かなかったらどうするつもりだったんだろう。
・・・違う。
わたしが部屋からここまで来るのを止める者は居なかった。
郵便を受け取ったメイドが、そのままこうしてわたしの前に居る。
他のメイドや私の家族を呼ぼうとするそぶりも無い。
半ば諦めかけていたせいか、わたしは気付かなかったけれど、
今は見張りが手薄なのだ。
そのことをあいつは知っている。
わたしの置かれている状況が、あいつが想定した通りだったから、
この方法でわたしにハガキを届けることに成功したんだ。
暫く経ったら、このメイドはハガキのことを誰かに伝えるだろう。
そうしたら状況は変わる。ハガキを取り上げられるかもしれない。
これは、今この瞬間にこそ有効な暗号なんだ。
だったらメッセージの予想はつく。
でも焦ってはいけない。確認しなければ。
・・・というようなコトを愛ちゃんは瞬時に察知したようです

。
女の勘というのか愛の力というのか。
今度は愛ちゃんside、出題文の出来事に関してです。
頼みの綱のあいつからハガキが届いた。
まずは凄く嬉しい。しかも何やら返事らしき暗号が書かれている。
はて?
あいつは暗号が苦手だった筈。ということは・・・
あいつには協力者がいるのかも。ますます心強い。
ところで、わたしは今このハガキをメイドの手から奪い取ったワケだけど。
もしもこれが、わたしの手に届かなかったらどうするつもりだったんだろう。
・・・違う。
わたしが部屋からここまで来るのを止める者は居なかった。
郵便を受け取ったメイドが、そのままこうしてわたしの前に居る。
他のメイドや私の家族を呼ぼうとするそぶりも無い。
半ば諦めかけていたせいか、わたしは気付かなかったけれど、
今は見張りが手薄なのだ。
そのことをあいつは知っている。
わたしの置かれている状況が、あいつが想定した通りだったから、
この方法でわたしにハガキを届けることに成功したんだ。
暫く経ったら、このメイドはハガキのことを誰かに伝えるだろう。
そうしたら状況は変わる。ハガキを取り上げられるかもしれない。
これは、今この瞬間にこそ有効な暗号なんだ。
だったらメッセージの予想はつく。
でも焦ってはいけない。確認しなければ。
・・・というようなコトを愛ちゃんは瞬時に察知したようです
女の勘というのか愛の力というのか。