No. 58≫ No.59 ≫No. 60
PDJ
2016/05/03 20:15
「郁子」の木は、幼生の頃は葉が3枚、育つにつれ5枚葉となり、実が生る頃には、7枚葉となるため、「七五三」の木として、縁起物の木とされる。
昔、近江の国に8人の子供を持つ、健康な老夫婦がいて、天智天皇が、その健康で長寿の秘訣を尋ねたところ、「郁子」の実を毎年、秋になると食していると答えた。天智天皇が、その実を食したところ「むべなるかな・・・」(→「あぁ〜、もっともだなぁ」)と仰ったことから、その実を「むべ」と言うようになったという。そして、「郁子」の実は、不老長寿の実になったそうだ。
昔、近江の国に8人の子供を持つ、健康な老夫婦がいて、天智天皇が、その健康で長寿の秘訣を尋ねたところ、「郁子」の実を毎年、秋になると食していると答えた。天智天皇が、その実を食したところ「むべなるかな・・・」(→「あぁ〜、もっともだなぁ」)と仰ったことから、その実を「むべ」と言うようになったという。そして、「郁子」の実は、不老長寿の実になったそうだ。