ｸｲｽﾞ大陸

Ａ「ところでＱちゃん、どうして、『この部屋にはふたりだけ入って、ひとりは外に残すぞ。』なんて言ったの？」
Ｑ「一度扉を閉めてみたとき、Ｔ群のスイッチがリセットされただろう？　これって、要するに、Ｓ群とＲ群だけでは絶対に開かない、不可能錠前に戻ってしまう、ってことじゃないか。しかも内側から操作できるスイッチがあるかどうかも分からないし。」
Ａ「じゃあ、不用意に入ったら、閉じ込められちゃうってこと？」

Ｑ「その可能性は十分にある。あのおじいさん、オレにいつか、この部屋に入ってほしいようなことを言っていたんだけど、しきりに「みんなで来い」的なことを言っていたんだ。」

Ａ「それって、Ｑちゃんが閉じ込められたりしないために、外から開けられる仲間を連れてこいって意味なの？」

Ｑ「当時は分からなかったけど、今思うとそういう意味なのかも。」

Ｂ「そんな危険な部屋に呼ぶなんて・・・じいさん・・・てことは、まさかあのウワサって・・・」

Ａ「行方不明者！　そんなまさか！」


ＱとＡ美が再び扉を開けて、中に入ってみると・・・


泥棒と思われる人物の、

白骨死体



が転がっていました。
その後Ｑの父親がやってきて捜査したことは、言うまでもありません。

おしまい。

（よい子には刺激の強すぎる結末でしたかね。失礼しました。てへぺろ★　）