問2の本解は、
「ひとつ以上、並列回路が入っていると困る」
でした。
S1だけ切って、他は全部入れて・・・点灯 (ふむふむ・・S1は回路外なのだな)
S2だけ切って、他は全部入れて・・・点灯 (ふむふむ・・S2も回路外なのだな)
・・・とテストしていって、
他にたとえば、何でもいいんですがS3とS4の時は消灯していて、回路内であることが分かったとします。
さあ確認試験だ、ということで、S3とS4だけ入れて、後は全部切って、確認・・・
ところが、このときもしも、点灯条件が、
(S1 || S2) && S3 && S4 というように、
【 || 記号は論理和(OR)で、&& 記号は論理積(AND)を表しています。】
S1とS2が互いに代替できる関係にあったら(要するに並列スイッチ)、
先ほどのテストで
S3 && S4 で点灯すると判断したのに、実際には、
(S1 || S2) && S3 && S4 となりますから、
問1の探索法は、完全に迷宮入りになります。
・・・というのが、本解ではあったのですが、
皆さんオリジナリティーに富んでいまして・・・
こちらがびっくりするような解答が多かったです(楽しませて頂きました)。
いまから解答を開けていきたいと思いますが、
まずは、いくつか代表的なものを紹介します。
(1)NOTに相当するもの
(ア)三路スイッチ、四路スイッチ系
多かったのがこれを挙げてくださった解答。実は私、この名称を知らなかったのですが、要するに階段の下でも上でも電気をON/OFFできるスイッチのことです。確かにこれが入ると、話が単純ではなくなりますので、探索は容易ではありませんね。
えーと、なぜ三路スイッチがNOTに相当するものなのかというと、ふたつ一組で機能し、1個がもう1個の操作を反転する機能を持つ、と考えることができるからです。
(イ)ランダムにNOT回路が挿入されていると考えるもの
まあ要するに、スイッチの上下が分からなくなっている。上にしたらONなのか下にしたらONなのか分からない。これは正直本当に困ります。既にスイッチとして役に立っているのかどうかも分からなくなってきました・・・
(2)接触がイマイチな場合
これはある意味一番恐ろしいですね。確実な検証が不可能になりますので。
ロジックの問題としても成立しないです。
いや、問2では、楽しませて頂きました
Yss 2015/11/27 23:16
「ひとつ以上、並列回路が入っていると困る」
でした。
S1だけ切って、他は全部入れて・・・点灯 (ふむふむ・・S1は回路外なのだな)
S2だけ切って、他は全部入れて・・・点灯 (ふむふむ・・S2も回路外なのだな)
・・・とテストしていって、
他にたとえば、何でもいいんですがS3とS4の時は消灯していて、回路内であることが分かったとします。
さあ確認試験だ、ということで、S3とS4だけ入れて、後は全部切って、確認・・・
ところが、このときもしも、点灯条件が、
(S1 || S2) && S3 && S4 というように、
【 || 記号は論理和(OR)で、&& 記号は論理積(AND)を表しています。】
S1とS2が互いに代替できる関係にあったら(要するに並列スイッチ)、
先ほどのテストで
S3 && S4 で点灯すると判断したのに、実際には、
(S1 || S2) && S3 && S4 となりますから、
問1の探索法は、完全に迷宮入りになります。
・・・というのが、本解ではあったのですが、
皆さんオリジナリティーに富んでいまして・・・
こちらがびっくりするような解答が多かったです(楽しませて頂きました)。
いまから解答を開けていきたいと思いますが、
まずは、いくつか代表的なものを紹介します。
(1)NOTに相当するもの
(ア)三路スイッチ、四路スイッチ系
多かったのがこれを挙げてくださった解答。実は私、この名称を知らなかったのですが、要するに階段の下でも上でも電気をON/OFFできるスイッチのことです。確かにこれが入ると、話が単純ではなくなりますので、探索は容易ではありませんね。
えーと、なぜ三路スイッチがNOTに相当するものなのかというと、ふたつ一組で機能し、1個がもう1個の操作を反転する機能を持つ、と考えることができるからです。
(イ)ランダムにNOT回路が挿入されていると考えるもの
まあ要するに、スイッチの上下が分からなくなっている。上にしたらONなのか下にしたらONなのか分からない。これは正直本当に困ります。既にスイッチとして役に立っているのかどうかも分からなくなってきました・・・
(2)接触がイマイチな場合
これはある意味一番恐ろしいですね。確実な検証が不可能になりますので。
ロジックの問題としても成立しないです。
いや、問2では、楽しませて頂きました