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s_hskz
2015/10/20 15:55
No.89の続きです。
眠り姫プロジェクトにおいては、各問について、どの確率空間で処理したのかを明示し、〈何をもって【同様に確からしい】とするかのモノサシ〉とするかが明らかになっていれば、(計算があっていれば)全て、数学的・確率論的には正解なのだと思います。
高名な「ベルトランのパラドックス」でも、測度のいれかたを違えれば(=確率空間を差し替えれば)、さまざまな異なる値の確率が計算されますが、《どれかひとつが正解》と言い切ることは、数学的、確率論的には、ありません。どの確率の値も、公理に従っていることが示されれば「正解」なんです。確率論は、測度の与え方について制約しませんので。
No.89の続きです。
眠り姫プロジェクトにおいては、各問について、どの確率空間で処理したのかを明示し、〈何をもって【同様に確からしい】とするかのモノサシ〉とするかが明らかになっていれば、(計算があっていれば)全て、数学的・確率論的には正解なのだと思います。
高名な「ベルトランのパラドックス」でも、測度のいれかたを違えれば(=確率空間を差し替えれば)、さまざまな異なる値の確率が計算されますが、《どれかひとつが正解》と言い切ることは、数学的、確率論的には、ありません。どの確率の値も、公理に従っていることが示されれば「正解」なんです。確率論は、測度の与え方について制約しませんので。