クイズ大陸



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?たっくん4 2015/10/17 10:31
>>25
答3 やはりまったく判りません… 
 ・場合A=赤チョーカーをしている
 ・場合B=青チョーカーをしている
が一対一対応ではない、とおっしゃる意味がまったく判りません…

s_hskzさんのおっしゃることをなんとか理解しようとして想像しているのですが、
判りやすくどこかで三日目に青から黄色に入れ替えるとして、
 ・場合A  =赤チョーカーをしている
 ・場合B・2=青チョーカーをしている
 ・場合B・3=黄チョーカーをしている
の3組が存在するわけですが、
「赤チョーカーをしているか」という質問の際の分母は3で答えが1/3なのに、
「場合Aであるか」という質問の際の分母は2になるのでしょうか?違いは何?

返信 編集
?s_hskz
 
私の頭の中ではこうなっているようです。(黒犬さんからのコメントにおこたえしたものと、ほぼ同様ですが。)

『場合A=コインは表(二つの選択肢【コイントス】のうちの一つ)=チョーカーは赤(3つの目覚めのうちの【1つ】)』

『場合B=コインは裏(二つの選択肢【コイントス】のうちの一つ)=チョーカーは青(3つの目覚めのうちの【2つ】)』

コインの表裏【トス基準】からチョーカーの色の頻度【目覚め基準】を推定することには異論がでにくいところですね。(と思っています。だって青のほうが赤に比べて2倍発生しますから)

あとは、筋道を正確に逆転して、チョーカーの色【目覚め基準】から、サイコロの表裏【トス基準】を推定する問題が残ります。この逆問題でも数理的構造は同じで、『目覚めにおいては青のほうが赤よりも2倍有利だ』という事実であらかじめ補正してあげればサイコロの表裏についての確率を計算できることでしょう。

コイントス基準と目覚め基準とはガッツリとお互いがお互いを規定しあっているように、私にはみえます。
ご提案の

 ・場合A  =赤チョーカーをしている
 ・場合B・2=青チョーカーをしている
 ・場合B・3=黄チョーカーをしている

で、各色のチョーカーの発生頻度は同じと考えています。これは【目覚め基準】で考えていますから、被験者本人にも納得ではなかろうかとおもいます。また、事前説明会で二階から一階のフロアを見渡したときに、だいたいにおいて、赤チョーカーは500人、青チョーカーは500人、黄チョーカーは500人ですから、客観的視点からでも、赤チョーカーをつける確率は1/3と見積もれます。【私視点の主観的確率】は、外側からの客観的視点でも対応物がある、これが問2についての私の見解です。

では問い3についての私の見解は?
たっくん4さんからのご質問は以下のようなものでした。

===
「赤チョーカーをしているか」という質問の際の分母は3で答えが1/3なのに、
「場合Aであるか」という質問の際の分母は2になるのでしょうか?違いは何?
===

まず、前半の《「赤チョーカーをしているか」という質問の際の分母は3で答えが1/3》については、いましがた書いた通りでして、1/3派の方々には自明なことでしょう。私は事前説明会での二階からの展望を引き合いに出して説明し、客観的視点からの頻度を数えても、1/3派の主観的確率と、数値が同じ結論になるのだと申し上げました。

たっくん4さんからの後半の問いかけについても、やはり二階からの展望で説明してみましょう。二日目、三日目の被験者たちがいっせいにインタビューをうけているのでした。二日目の被験者は赤、青のチョーカーをつけていますからすぐにわかりますね。だいたいにおいて500人づついることになるでしょう。
三日目の被験者は黄色いチョーカーをつけていてほぼ500人いるのでしたね。
たっくん4さんは、コイントスの表の結果としての場合Aに、赤をカウントします。私も異論はありません。一回のコイントスの表の結果、1000人の被験者のうち500人が赤チョーカーをつけられました。
また、たっくん4さんは、コイントスの裏の結果としての場合Bに、青と黄とをともにカウントします。私はここに異論があります。一回のコイントスの裏の結果として500名が場合Bに振り分けられるのにたっくん4さんは、青チョーカー、黄色チョーカーの1000人分をカウントしてしまいます。ここが私には腑に落ちないところなのです。事実、たっくん4さんのやりかたでは、明日になってまたカウントしたときに今日青だった被験者が黄になって再びカウントにはいるのでしょう?……場合Bに振り分けられた被験者が、二回づつカウントされ、場合Aに振り分けられた被験者が一回しかカウントされない、こうしたアンバランスなカウントでもって場合A、場合Bの確率を求めることには、大きな違和感を感じます。

分母が2なのは、二重カウントを排除したからです。