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けんぎ
2015/11/09 13:16
ひとつだけ、いわゆる1/3派が見逃していると思われることを述べてみたいと思います。@場合Aの二日目、A場合Bの二日目、B場合Bの三日目、の3つの可能性が等確率で生じる、というのは正しいのですが、それが生じたとき、@である確率が1/3というのが誤りです。それぞれの確率をpとしたとき、AまたはBが生じる確率は、2pではなく、2p−p*pです。よって、確率pの事態が実際に発生したとき、それが@である確率はp/(p+2p−p*p)=1/(3−p)です。pが小さいならば、ほぼ1/3ですが、pが大きいと、その違いは無視できません。p=1なら、1/2になります。その事態を「目覚め」とするなら、p=1と考えられます。