クイズ大陸



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?s_hskz 2015/11/09 11:28
 
けんぎさん、No.146 でのお返事をありがとうございます。 いわゆる1/2派に属する御解釈と存じます。1/2派も1/3派も、問5と問6において条件的確率の条件が変わったので計算しなおすという点では一致していますし、また、1/2派も1/3派も《目覚めた》ことを契機とする主観的確率・一人称的確率を重視していることに替わりはございません。両派の違いは、《なにをもってして、同様に確からしいとするか》の基準です。

また、他の解釈もございまして、問1から問7まで、1/2 15000円で答えきるという考えです。コイントスの確率だけに依拠し《目覚め》には価値を認めません。

私は上の3つの解釈とは一線を画しておりまして(ありがたいことに、この出題における皆さんのご意見を拝聴しているうちにこの立場に気がついたのですが)、第4の解釈を持っています。骨子は以下のふたつです。

1)互いに独立な確率空間がふたつある。問いごとに使い分けなければいけない。

2)客観的確率と主観的確率との解離については、本問に限り、これを認めない。情報は全て第一日目に与えられていて《目覚め》による情報増加はない。その一方、「今日は2日目だ」という情報は、【チョーカーの色の確率には】変動を与える。これは単なる条件的確率計算であって、主観的確率・客観的確率の差異とは無関係。


以上、本スレッドにて現れた解釈を総ざらえしてみました。もしもよろしければご参考になさって頂ければと存じます。

この他、細かな論議もございました。たとえば、(主観の世界と客観の世界の両方に存在するインタビュアーを介在させるなどして)、被験者と実験者との間にてバクチをとりおこなえば、どの派の解釈が成り立つのかについて、確認が取れるという提案が1/3派からあがりました。


エトセトラ・エトセトラ……

なかなかに色々でございまして、私には良い勉強になっております。
 
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