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ぼやき餅
2014/11/24 14:25
ちょっと時間かかりましたが解説。
〈解説〉
問1 指数法則を利用して変形すると、
与式=i+(i2)1007+in+in+1+i2×in+i2×in+1+i2014n+i2014n+1+i2×i2014n+i2×i2014n+1
=i+(−1)1007+in+in+1−in−in+1+i2014n+i2014n+1−i2014n−i2014n+1
=i−1
問2 まず方程式の左辺を因数定理で因数分解すると、
(x−2)(x2+2x+2)=0 となります。ここで、α、βは虚数解なので、これらは明らかに
方程式 x2+2x+2=0 の解です。(実際にα、βの値を出す必要はありません)
さて、ここからいろいろな解き方がありますが、
本解では、下記の2点を活かして解きます。
(。) α、βは方程式 x3−2x−4=0 の解である。
(「) α、βは方程式 x2+2x+2=0 の解である。
(。)より、α3−2α−4=0 → α3=2α+4
(「)より、α2+2α+2=0 → α2=−2α−2
ゆえに、α9=(α3)3=(2α+4)3=8α3+48α2+96α+64=8(2α+4)+48(−2α−2)+96α+64
=16α・・・@
同様に、β9=16β・・・A 解と係数の関係により、α+β=−2
@とAの辺々を加え、α9+β9=16α+16β=−32
間違いあったらコメ欄からご指摘下さい。
ぼやき餅 2014/11/24 14:25
〈解説〉
問1 指数法則を利用して変形すると、
与式=i+(i2)1007+in+in+1+i2×in+i2×in+1+i2014n+i2014n+1+i2×i2014n+i2×i2014n+1
=i+(−1)1007+in+in+1−in−in+1+i2014n+i2014n+1−i2014n−i2014n+1
=i−1
問2 まず方程式の左辺を因数定理で因数分解すると、
(x−2)(x2+2x+2)=0 となります。ここで、α、βは虚数解なので、これらは明らかに
方程式 x2+2x+2=0 の解です。(実際にα、βの値を出す必要はありません)
さて、ここからいろいろな解き方がありますが、
本解では、下記の2点を活かして解きます。
(。) α、βは方程式 x3−2x−4=0 の解である。
(「) α、βは方程式 x2+2x+2=0 の解である。
(。)より、α3−2α−4=0 → α3=2α+4
(「)より、α2+2α+2=0 → α2=−2α−2
ゆえに、α9=(α3)3=(2α+4)3=8α3+48α2+96α+64=8(2α+4)+48(−2α−2)+96α+64
=16α・・・@
同様に、β9=16β・・・A 解と係数の関係により、α+β=−2
@とAの辺々を加え、α9+β9=16α+16β=−32
間違いあったらコメ欄からご指摘下さい。