ｸｲｽﾞ大陸

いつのまにか終わっていますね 。
答えを読んでいて混乱したので、整理する為に書いてみます。

有名問題を３つ思い出しました。

有名問題１
Ａ「Ｂさんは正直族です」
Ｂ「Ｃさんは正直族です」
Ｃ「Ａさんは正直族です」
この３人の中に嘘吐き族がひとりだけ居る。嘘吐きは誰？
（答え：出題者）

有名問題２
１＋１＝？
この問題には間違いがあります、どこでしょう？
（答え：間違いがある、といっていること自体が間違い）

有名問題３
「この紙に書いてあることは嘘です」と書いてある紙がある。
この文の内容は真実か嘘か？
（答え：どちらとも言えない。成り立たない。）

＞　｢嘘が一つある｣とはどういうことでしょう?
＞　問題自体が嘘です。

解説のこの部分からは、有名問題２と同じ傾向が読み取れます。
鷽月が「ＤＶＤ動画内に嘘がある」と書いたなら、有名問題１です。しかし

＞　正解は、｢嘘が一つある｣と嘘を吐いている
＞　鷽月本人が嘘吐きでした!

その発言自体の矛盾、ということになると、有名問題３のパターンになるので
この解説には疑問が残ります。

さらに、今回の出題文は、鷽月が深士に出題する様子を、
水面策士さんが読者に出題するという　入れ子の構造であり、
読者が答えるべきは文末付近の

＞　さあ、うそをついているのは誰でしょう?

という、地の文ともいえる部分です。
複雑すぎる文章は別解を生みやすく、本解のスッキリ感を損ないます。

水面策士さんが目指しているのが、
上の有名問題でいうとどれに当たるのか。あるいは　どれでもないのか。
ポイントを絞って慎重に文章を練ると、もっと良い問題になると思います。