やはり、単に「落ちる」という単語だけで、当てはまる植物を
皆に連想させようとしたのはまずかったかな……?
【 9 】のヒントは、あんな回りくどい言い回しではなく、
「絶命を暗示する表現」とはっきり書いておいた方が良かったのかな
私の場合、「絶命を暗示する描写」で真っ先に思い付いたイメージが、
有名な物語である「最後の一葉」に出てきたような、あの「葉の落ちる植物」の
イメージだったので……【 9 】は、「紅葉」としました
(もっとも、「最後の一葉」に出てくる植物はツタ植物で、紅葉では
ありませんでしたが
)
良く考えれば……ただ単に「落ちる」というだけでは、「花が落ちる」というのでも
サマになりますしね
表現に対するセンスや感じ方は十人十色なので、私は出題時に
「この問題は、答えに多数の「紛れ」が出る恐れのある
「不完全な問題」になるかも
」という一抹の不安があったのですが……
それが、現実になってしまいました(;o;)
詩をこういう形で問題にするのは、やはり難しいな(-へ-;)
かえるの妻 2014/03/01 07:30
正誤というより、センスの良し悪しという問題ですから
クイズとしては扱いが難しかったですねぇ。勉強になります。
「りゅうび」が思いつかなくて、なんか語呂が悪いなーと思ってたし 。
以下、余計な負け惜しみを。
> 自分の頬に紅葉ができるハメに
だからこそ、私には
彼女が「モミジが落ちるを待つのみ」とは思えなかったのですよね。
柳の眉とか、枯れ芒とか、慣習的な表現に拘って作られていますので
椛が意味する処も「赤子の手」「平手打ちの跡」と考えましたが、
「殴られた跡が落ちるのを待つ」のでは
まるで彼女が主人公に虐待されてるみたいなので却下しました。
「真紅」の意味だと喀血してるみたいだし(・o・‖)。
病で衰え、ハリを失った彼女の肌には、
衣類の跡がついていたのです。
しかし彼女は、露わにされた身体を隠そうとはしませんでした。
綾目が消えるのを待つかのように、静かに抵抗せず、
彼女は頬を染めて私を受け容れたのでした。
落ちる様子がサマになるものといえば、
牡丹をおいてほかに無いと個人的には思いますが、好みの問題でしょう。
菖蒲の花弁が落ちる様子も、悪くないですよ 。