クイズ大陸



履歴 検索 最新 出題

斬れないもの ≫No. 1
?空蝉 2012/09/26 11:11囁き
武士A:「拙者の帯刀しているこの刀は、『全斬刀』と言って、この世のどんなものでも斬れないものはない。どうじゃ、凄かろう」

武士B:「ふむ・・・・・・。どれ、ちょっと見せてはくれんか」

(武士A、鞘から刀を抜き出し、武士Bに渡す)

武士B:「・・・・・・確かに見事なものじゃ。精緻な刃渡り、凍てつくような光沢、獅子の眼の如く鋭い切っ先・・・・・・。綾の付けようもない」

武士A:「そうじゃろう。この世に二つとない、唯一の代物じゃ」

武士B:「しかしのう、いくら見事と言っても、そなたが先程言った、『どんなものでも斬れないものはない』という言葉は、少しばかり言い過ぎであろう」

武士A:「ほう・・・・・・。ではそなたは、この『全斬刀』にも斬れないものがあると申すか」

武士:B「左様」

武士:A「まさか、あんたの石頭とか言うんじゃあるまいな。はっはっは」

武士:B「斬るぞてめえっ!」

 『全斬刀』をもってしても斬れないものとはなんだろう?

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

おまけクイズ 『ありがたいはなし』(ジャンル:なぞなぞ)
 あるところに一匹の蟻がいた。その蟻は自分のスケールの小ささに悩んでいたのだった。
 ある日、蟻は神様にお願いした。「お願いです、私をもっと大きなものに変えてください」
 すると神様は・・・・・・


 「わかったぜーーーーーーーーー!!」なぞなぞマニアのトキオ君は、問題文を全て読み終える前に、無駄に大きな声で叫んだ。「『神様は蟻を何に変えたでしょうか』だろ?答えはずばり、『鯛』だな。タイトルの『ありがたいはなし』を『蟻が鯛』話と読み替えれば、一目瞭然快刀乱麻電光石火の明解よ!」

 確かにそれもひとつの答えですが・・・・・・。
 でも、もうひとつ、異なる解釈をすることにより、まったく違う話の結末を導くことが出来ますよ。
 
 
「げっ!問題文が俺に語りかけてきた。怖えな、おい。・・・・・・それにしても、文が人に語りかけるなんて、ちょっと問題があるんじゃないか?これがほんとの問題文だな」

  ・・・・・・言ってて苦しくないか?

もうひとつの解釈を探り出し、蟻の話に結末をつけて下さい。
※結末のつけ方は解答者の皆様により当然異なると思われますが、このクイズのポイントが見抜けていれば、正解とします
編集