ｸｲｽﾞ大陸

「そこのお兄さんちょっと占っていかれませんか？」
その声の主は真っ黒いヴェールを纏った神秘的な雰囲気を持つ女性占い師。
俺は辺りを見回して他に誰もいない事を確認しつつ占い師に歩み寄る。

「 あなたは伴侶選びで悩んでいますね？」
「 ………!?確かに当たってるけど人間誰しも結婚相手は悩む所だろ。」
そんなんで金を取られちゃたまったもんじゃねえよ…俺がそう言い捨ててその場を去ろうとした瞬間、

「 伊吹 このみ、19才、学生。
　大石 瞳、24才、教師。
　卯月 緋色、27才、和菓子屋看板娘。」

占い師は水晶玉を両手で覆いながら俺の彼女と俺の親の決めた結婚相手
そして俺に好意を持ってくれている女性の名前と素性までもをきっぱりいい放ったのである。

「 な…なんでそこまでわかるんだ！?」

「 全てはこの水晶玉に浮かんでいるだけです。もちろん選ぶべき相手がどなたなのかも。」

「 お、俺が選ぶべき相手は誰なんだ!?教えてくれ。」

俺がそう言うと占い師は紙に何かを書き俺に手渡す。
そこに書かれていた内容は、

【 蛙おり 頭いぶすき 鬼がいく】
ヒント：立つかんじ 日をたし言うも 売りおなじ

「 なんだこれ？『かえるおり…あたまいぶすき…おにがいく…』？」

「 いい忘れましたが私は暗号占い師。
この暗号の解読結果にあなたが選ぶべき相手を示すヒントが隠されています。
その後はあなたのお心次第という事になりますが。」

「 と、言うことはこの暗号を解けなければ何にもわからないって事か…って、あれ?」

俺がその紙の暗号から占い師に目線を戻すと、もうそこに占い師の姿はない。

「 夢…だったのか？」

俺は狐に摘ままれたかのようにその場に立ち尽くしていたが、
騙されついでな気持ちで手にした紙の暗号を解読し始めたのだった。

問題】
暗号を解読してください。
そして、その暗号解読結果をヒントに
結婚相手候補の三人のうち一人を導いてください。

勝手に君反応後も暗号解読理由及び相手候補を導き出した理由もお答えください。

☆☆☆☆☆

ヒントとなる勝手に君は漢字使用で反応します。（送り仮名あり）
☆1)ヒント解読！
☆2)暗号解読１！
☆3)暗号解読２！
☆4)アイランド
☆5)理由正解！

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