クイズ大陸



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?MIC 2012/05/26 12:34
【解答編】
10〜25までの16個の数字を区別するために、下の表を考えます。
有る無しを1と0で表して、A〜Dの4回の分け方で、全ての場合
を区別することが出来ます。
Aの位の01だけなら、2個の数字
Bの位なら、4個の数字
Cの位なら、8個の数字
Dの位なら、16個の数字まで区別することができます。
Aを2の0乗の位、Bを2の1乗の位、Cを2の2乗、Dを2の3乗
と考えることができます。二進法だからこうなりますが、
普段なれた十進法なら、Aが10の0乗で1の位、Bが10の1乗
で10の位、Cが10の2乗で100の位、Dが10の3乗で1000の位
という訳です。
ABCDのそれぞれのカードには、1の場合の数字が書かれて
いて、DCBAを横に並べると、mod2にある二進数表記の
数字となりますが、これを十進数に置き換えるために、
D×8+C×4+B×2+A×1の計算をしたのが、右列10の
欄に書いた数字で、これに10を足すと、カードに書いた数字
を当てられます。0〜16までの数字なら10を足す必要はあり
ませんが、すぐ仕掛けが分かってしまいそうなので、便宜
上、10〜25にしてみました。
Bのカードに書くべき数字は下の表の1がある数字で、
虫に食われて、足りなくなっているのは、16と21であること
が分かります。

<tt>   D C B A
┌─┬─┬─┬─┬─┬──┬─┐
│ │8│4│2│1│mod2│10│
├─┼─┼─┼─┼─┼──┼─┤
│10│0│0│0│0│0000│00│
├─┼─┼─┼─┼─┼──┼─┤
│11│0│0│0│1│0001│01│
├─┼─┼─┼─┼─┼──┼─┤
│12│0│0│1│0│0010│02│
├─┼─┼─┼─┼─┼──┼─┤
│13│0│0│1│1│0011│03│
├─┼─┼─┼─┼─┼──┼─┤
│14│0│1│0│0│0100│04│
├─┼─┼─┼─┼─┼──┼─┤
│15│0│1│0│1│0101│05│
├─┼─┼─┼─┼─┼──┼─┤
│16│0│1│1│0│0110│06│
├─┼─┼─┼─┼─┼──┼─┤
│17│0│1│1│1│0111│07│
├─┼─┼─┼─┼─┼──┼─┤
│18│1│0│0│0│1000│08│
├─┼─┼─┼─┼─┼──┼─┤
│19│1│0│0│1│1001│09│
├─┼─┼─┼─┼─┼──┼─┤
│20│1│0│1│0│1010│10│
├─┼─┼─┼─┼─┼──┼─┤
│21│1│0│1│1│1011│11│
├─┼─┼─┼─┼─┼──┼─┤
│22│1│1│0│0│1100│12│
├─┼─┼─┼─┼─┼──┼─┤
│23│1│1│0│1│1101│13│
├─┼─┼─┼─┼─┼──┼─┤
│24│1│1│1│0│1110│14│
├─┼─┼─┼─┼─┼──┼─┤
│25│1│1│1│1│1111│15│
└─┴─┴─┴─┴─┴──┴─┘</tt>

ABCDの足すべき数字を頭に入れておいて、
用意したカードを見せながら、

A:ある→+1
B:ない→+0
C:ある→+4
D:ない→+0
で、合計5なので、10を足して、「あなたの思った数字は15ですね」となる。

A:ない→+0
B:ない→+0
C:ある→+4
D:ある→+8
で、合計12なので、10を足して、「あなたの思った数字は22ですね」となる。

因みに、★◎◆▽※の小手調べは、10〜17までの8個の数字のうち、
★=11、◎=12、◆=13、▽=15、※=17の5個の数字を使い、質問としては
ABCまでを使っています。
「かってに君」を使うため、C=100、B=20、A=3と分かり易く区別しや
すいようにABCの位取りを設定しています。
こちらは、皆さんでご確認ください。

さあ、良い子のみんな!明日学校でためしてみよう!
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