今回は、インドに伝わる民話をアレンジした問題です

意外と有名かもしれません

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昔、インドのお坊さんが、奥さんと年をとって目が見えなくなったお母さんと3人で暮らしていました。
お坊さんは大変貧しく、この先どうすればいいのか分かりませんでした。
そこで毎日お寺に出掛け、シバの神様にお祈りしました。12年の間熱心にお祈りを続けると、ようやくシバの神様からお告げがありました。
お坊さんの願いを1つだけ叶えてやる、というのです。お坊さんは急いで家に帰り、奥さんとお母さんに相談しました。
お母さんは「もう一度目が見えるようにしてほしい」と言いました。
お坊さんは自分を育ててくれたお母さんの願いですから、叶えてあげたいと思いました。
ところが奥さんは、「どうしても息子が欲しい」というのです。
「お母さんはもう年ですから、目が見えるようになってもあとしばらくじゃありませんか」と、奥さんは言いました。
「でも息子なら、私達が年をとったときに面倒を見てくれますよ」
お坊さんはどうしたらいいか分かりません。どちらの願いも駄目とは言えず、困り果てました。
お坊さんは、歩いては泣き、泣いては歩いた挙げ句、町の真ん中で頭を抱えてしまいました。
そこへ巡査が通り掛かり、「どうしたのかね?」と尋ねました。
お坊さんは「12年の間お祈りを続けたら、シバの神様が願いを1つだけ叶えてくれることになりました」と話しました。
「ところが、母の願いと妻の願い、どちらを取ればいいか分からないのです。2人ともがっかりさせたくありません」
巡査はそれを聞き、ニヤリとして、
「泣くことはありませんよ。簡単な事です」と言うと、いい方法を教えてくれました。
翌日、お坊さんはシバの神様の所へ行き、お母さんと奥さんの願いをどちらも叶えてもらいました。
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さて、お坊さんはシバの神様にどう願いをしたのか、お考え下さい。
意外と有名かもしれません
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昔、インドのお坊さんが、奥さんと年をとって目が見えなくなったお母さんと3人で暮らしていました。
お坊さんは大変貧しく、この先どうすればいいのか分かりませんでした。
そこで毎日お寺に出掛け、シバの神様にお祈りしました。12年の間熱心にお祈りを続けると、ようやくシバの神様からお告げがありました。
お坊さんの願いを1つだけ叶えてやる、というのです。お坊さんは急いで家に帰り、奥さんとお母さんに相談しました。
お母さんは「もう一度目が見えるようにしてほしい」と言いました。
お坊さんは自分を育ててくれたお母さんの願いですから、叶えてあげたいと思いました。
ところが奥さんは、「どうしても息子が欲しい」というのです。
「お母さんはもう年ですから、目が見えるようになってもあとしばらくじゃありませんか」と、奥さんは言いました。
「でも息子なら、私達が年をとったときに面倒を見てくれますよ」
お坊さんはどうしたらいいか分かりません。どちらの願いも駄目とは言えず、困り果てました。
お坊さんは、歩いては泣き、泣いては歩いた挙げ句、町の真ん中で頭を抱えてしまいました。
そこへ巡査が通り掛かり、「どうしたのかね?」と尋ねました。
お坊さんは「12年の間お祈りを続けたら、シバの神様が願いを1つだけ叶えてくれることになりました」と話しました。
「ところが、母の願いと妻の願い、どちらを取ればいいか分からないのです。2人ともがっかりさせたくありません」
巡査はそれを聞き、ニヤリとして、
「泣くことはありませんよ。簡単な事です」と言うと、いい方法を教えてくれました。
翌日、お坊さんはシバの神様の所へ行き、お母さんと奥さんの願いをどちらも叶えてもらいました。
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さて、お坊さんはシバの神様にどう願いをしたのか、お考え下さい。