ｸｲｽﾞ大陸

＞夢さん
具体例を挙げていただき、ありがとうございます。
イメージしやすいです。

生存本能に反する行為や、種の滅亡に向かうような行為に対しては、
なにかしらの抵抗を感じ、それを回避する方向に考えるので、
大多数がそういった行為を『善』として認める世界が長く続くことはない。
ゆえに、長期的に見ればそれらの行為は『悪』として定義できる。
という解釈でいいですね？

ただ、どのみち短期的には『悪』の世界もありえるわけですし、
一部の行為が『悪』と決まっただけでは、
絶対的な『善』は定まらないように思えます。

また、滅びを求める。異教徒は滅ぶべき。などの宗教が存在した場合、
その宗教の信者は、殺人を『悪』としている世界であっても、
何のためらいもなく人を殺すのではないでしょうか。

自爆テロは、我々には理解しがたい行為ですが、現に起こってますし、
彼らの社会では、その行為は『善』なのでしょう。

つまり、全世界という区分で『善』が決まったところで、
ある区分においては、効力を発揮しない事がある。
それは、絶対的な『善』とは言えないのではないでしょうか。