そろそろ閉めましょう。解答発表です。
x = sin θ (−π/2 <tt>≦</tt> θ <tt>≦</tt> π/2) とおくと、
z = 3 sin θ + 4 sin3 θ = sin 3θ
y = 3 sin 3θ + 4 sin3 3θ = sin 9θ
x = 3 sin 9θ + 4 sin3 9θ = sin 27θ
となるため、方程式 sin θ = sin 27θ を得る。これは、
sin 27θ − sin θ = 0
2 cos 14θ sin 13θ = 0
cos 14θ = 0, sin 13θ = 0
と変形できる。cos 14θ = 0 の解は異なる 14 個、sin 13θ = 0 の解は異なる 13 個存在するので、上の方程式の異なる解は 27 個存在する。この 27 個の解 θ に対し、
(x, y, z) = (sin θ, sin 9θ, sin 3θ)
の組は全て異なるので、題意は示された。
式の右辺が三角関数の 3 倍角の公式をしていることに気づき、
x = sin
θ とおくことができれば、この問題は簡単でした。厳密には、−1 <tt>≦</tt>
x <tt>≦</tt> 1 を証明しなければいけませんが。
Math70 2011/08/07 17:42
式の右辺が三角関数の 3 倍角の公式をしていることに気づき、x = sin θ とおくことができれば、この問題は簡単でした。厳密には、−1 <tt>≦</tt> x <tt>≦</tt> 1 を証明しなければいけませんが。