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No. 12
妙(tae)
2011/06/20 23:06
新珠の 雪に染む月 影さして
雪さら御すは 彼の人なるか
(新年の月の光が染み込んだような白い雪、
あの人はそれすら操るというのか、逢いたいのに雪は降りしきるのです)
春の夜は 何処に聞くや 宵の声
海ほうづきの 波に消えゆく
(春の宵はいつ来ていつ去ったか、その気配すら聞こえない
まるで海鬼灯の音が波間に消えるようです)
鳥の音を 遠く聞く朝 月白く
帰る人のみ なづ聞こゆるか
(夜明けの空に白く残る月、遠く聞こえる鳥の声
その静寂の中で帰っていく人の足音だけ、何故はっきり聞こえてしまうのでしょう)
笹の葉を さらりと踏みづ 岸辺より
知らづ思はづ 君を呼び行かむ
(笹の葉がさらさら音を立てる川岸を踏んで行こうか、
貴方の名を思いがけず口にしても聞こえはしないのだから)
燃ゆる紅 花が尽きても 実りあり
往かん菜月の 夢のひと花
(炎のような紅い花、その花は枯れて実が残るだけ
私も行こうか、春の夜空の月を思い出しながら、あの紅い花のように)
夕闇に 今年も突きし 鐘の音
世の面白し 忘るるなかれ
(夕暮れ、今年も聞こえてくるあの鐘の音は思いを消し尽くすというけれど
起こったことも、貴方のことも決して忘れは致しません)
……いろいろ無理がありますがこれでご容赦を(-へ-;)
返信
chaka
大正解!そのとおり!おめでとうございます!
すごいですね!短歌にさりげなく紛れ込ませると言うのは
!
ものすごく、ひしひしと伝わってきましたよ
!
雪さら御すは 彼の人なるか
(新年の月の光が染み込んだような白い雪、
あの人はそれすら操るというのか、逢いたいのに雪は降りしきるのです)
春の夜は 何処に聞くや 宵の声
海ほうづきの 波に消えゆく
(春の宵はいつ来ていつ去ったか、その気配すら聞こえない
まるで海鬼灯の音が波間に消えるようです)
鳥の音を 遠く聞く朝 月白く
帰る人のみ なづ聞こゆるか
(夜明けの空に白く残る月、遠く聞こえる鳥の声
その静寂の中で帰っていく人の足音だけ、何故はっきり聞こえてしまうのでしょう)
笹の葉を さらりと踏みづ 岸辺より
知らづ思はづ 君を呼び行かむ
(笹の葉がさらさら音を立てる川岸を踏んで行こうか、
貴方の名を思いがけず口にしても聞こえはしないのだから)
燃ゆる紅 花が尽きても 実りあり
往かん菜月の 夢のひと花
(炎のような紅い花、その花は枯れて実が残るだけ
私も行こうか、春の夜空の月を思い出しながら、あの紅い花のように)
夕闇に 今年も突きし 鐘の音
世の面白し 忘るるなかれ
(夕暮れ、今年も聞こえてくるあの鐘の音は思いを消し尽くすというけれど
起こったことも、貴方のことも決して忘れは致しません)
……いろいろ無理がありますがこれでご容赦を(-へ-;)