えーい、公開だ(>o<)
正解は「土器」の修復。
遺跡で発掘された土器は、研究資料として復元します。
(普通に割れた壷、なんかだと、そのままくっつけて「元通り」にすれば済みますが、
考古学者や博物館学芸員が作業するのは、それ自体が目的ではない)
例。
http://www.studio-33.jp/research/research1-2/research1-2.htm1:はじめに
従来、石膏とセルロース樹脂系接着剤が主に用いられてきた土器の修復に対する見直しは、近年様々な新材料や技法開発の報告として結実してきた。・・
で始まった復元作業について。「過去形」のように書かれているけれど、
6:復元の作業 の中で
実物の破片は特に裏面に風化が生じており、パラロイドB72を使用して補強を行った。実物破片同士の接着は修復の可逆性を確保するためにセルロース系接着剤セメダインCを使用した。結局は、「従来」から使われてきたセルロース系接着剤である「セメダインC」の出番。
発掘された土器は、また、剥がして継ぎ直す可能性も含め、
「アロンアルファ」みたいに「いったんくっつけたら強力に固定してしまう」接着剤は使わない、
のが鉄則だということです。
ちなみに、過去問でも触れましたが、
恐竜の化石を発掘するのは「考古学者」でなくて「古生物学者」
化石の接着は「アロンアルファ」を使うようです。
>>32
正解は「土器」の修復。
遺跡で発掘された土器は、研究資料として復元します。
(普通に割れた壷、なんかだと、そのままくっつけて「元通り」にすれば済みますが、
考古学者や博物館学芸員が作業するのは、それ自体が目的ではない)
例。
http://www.studio-33.jp/research/research1-2/research1-2.htm
1:はじめに
従来、石膏とセルロース樹脂系接着剤が主に用いられてきた土器の修復に対する見直しは、近年様々な新材料や技法開発の報告として結実してきた。・・
で始まった復元作業について。「過去形」のように書かれているけれど、
6:復元の作業 の中で
実物の破片は特に裏面に風化が生じており、パラロイドB72を使用して補強を行った。実物破片同士の接着は修復の可逆性を確保するためにセルロース系接着剤セメダインCを使用した。
結局は、「従来」から使われてきたセルロース系接着剤である「セメダインC」の出番。
発掘された土器は、また、剥がして継ぎ直す可能性も含め、
「アロンアルファ」みたいに「いったんくっつけたら強力に固定してしまう」接着剤は使わない、
のが鉄則だということです。
ちなみに、過去問でも触れましたが、
恐竜の化石を発掘するのは「考古学者」でなくて「古生物学者」
化石の接着は「アロンアルファ」を使うようです。>>32