取り敢えず…1冊の辞書のみの解釈をもってして判断されることはお止めになった
方がよいでしょう。
ITEMAEさんの引用されたのは『大辞泉』という辞書ですね。
私も偉そうなことが言えるほど多くの辞書の解釈を挙げられはしませんが、先ず
【対】つい…@2つ揃って一組をなすもの。つがい。そろい。また、そのようなものを
数える語 A対句に同じ⇒たい(対) 広辞苑
【対】つい…@2つ揃って一組のもの。A対句
−【対】つい…二つで一組のものを数えることば。 新選国語辞典
広辞苑@及び新選@の内容においては、ITEMAEさんの言葉は正しいと言えるでしょうか。
ただこれは、【対】という単独の語においての場合ではないでしょうか。
対句となると、これは言葉の形や意味が対になる二つの文や句。対語(たいご)となり、
意味の上で対立・反対、または対照的な語と、ITEMAEさんが引用された大辞泉にもあり、
【対=反】という解釈もアリではないかと。
そして、対義語と反意語については、
【対義語】たいぎご…意味の上で互いに反対の関係にある語。「上」と「下」、「消極」と「積極」の類。対語。反対語。反意語。アントニム。⇔類義語。 広辞苑
【対義語】たいぎご…意味の上で反対の、或いは対をなす二つ以上の語。「男」と「女」など。対語。反意語。アントニム。⇔類義語。 新選
【対義語】たがいに意味が相対的な関係の語。略して「対語」とも。反義語。反対語。
⇔同義語。同意語。 漢字源
とあり、slimeさんが感じられた対義語=反意語・反対語とすることを「違う」と断ずることは
出来ないのでは?という思いは納得するところです。
ただ、新選と漢字源の表現に…
対義語というカテゴリーの中に、反対語が包含されているというようなニュアンスを感じ取ることも出来ますから、対義語と反対語を全く同一の言葉だと
することにも抵抗が残るということではないでしょうか。
(以後訂正2011.6.6 22:41)
ITEMAEさんの仰るところは、新選にあるところの
対をなす二つ以上の語という部分になる
のでしょうかね?
いや、
たがいに意味が相対的な関係という部分ですね。
男と女には互いに人間というカテゴリーにおける相対的な関係が成り立ちますが、鉛筆には
それぞれが、独立した存在として互いに相対的な関係を成立させるカテゴリーが存在しない。
方がよいでしょう。
ITEMAEさんの引用されたのは『大辞泉』という辞書ですね。
私も偉そうなことが言えるほど多くの辞書の解釈を挙げられはしませんが、先ず
広辞苑@及び新選@の内容においては、ITEMAEさんの言葉は正しいと言えるでしょうか。
ただこれは、【対】という単独の語においての場合ではないでしょうか。
対句となると、これは言葉の形や意味が対になる二つの文や句。対語(たいご)となり、
意味の上で対立・反対、または対照的な語と、ITEMAEさんが引用された大辞泉にもあり、
【対=反】という解釈もアリではないかと。
そして、対義語と反意語については、
とあり、slimeさんが感じられた対義語=反意語・反対語とすることを「違う」と断ずることは
出来ないのでは?という思いは納得するところです。
ただ、新選と漢字源の表現に…対義語というカテゴリーの中に、反対語が包含されている
というようなニュアンスを感じ取ることも出来ますから、対義語と反対語を全く同一の言葉だと
することにも抵抗が残るということではないでしょうか。
(以後訂正2011.6.6 22:41)
ITEMAEさんの仰るところは、新選にあるところの対をなす二つ以上の語という部分になる
のでしょうかね?
いや、たがいに意味が相対的な関係という部分ですね。
男と女には互いに人間というカテゴリーにおける相対的な関係が成り立ちますが、鉛筆には
それぞれが、独立した存在として互いに相対的な関係を成立させるカテゴリーが存在しない。