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いはら
2011/04/04 12:34
随分間があいてしまいましたが、ヒントです。
指示で意味があるのは、
王様が選んだ3枚のカードの組み合わせに応じて、
その中のどの2枚をどのように置くのかということだけです。
P「王様の選んだ3枚のカードが異なればテーブルに置かれた2枚のカードの状態も異なる」
という条件を成立させるのが十分かつ必要です。
Pが成立するとすると、2枚のカードから王様が選んだ3枚のカードが分かることになります。
そのうちの2枚は分かっていますので、王様の残したカードは残りの1枚だと分かります。
Pが成立しないとすると、
選ばれた3枚のカードが異なり、置かれた2枚のカードの状態が同じ場合があることになります。
置かれた2枚のカードをα、βとすると、
例えばα、β、γの3枚の場合とα、β、δの3枚の場合とで同じ状況になるわけです。
王様がどちらかの3枚を選べば、挑戦者は王様が残したカードがγかδか決定することはできません。
よってPが成立することが必要です。
カードを3枚使う場合、王様の選ぶ3枚のカードの組み合わせは一通りしかありません。
この場合はどのような指示をしても条件Pを満たしますので必ず勝つことができます。
カードを4枚使う場合、3枚のカードの選び方は4通り。
この4通りに対して異なる2枚のカードの置き方を考えればよいのです。
例えば2枚のカードの合計が異なるようにすればうまくいきます。
2枚のカードの合計の最小値は3ですので、合計が3、4、5、6になるように選んでみます。
{1,2,3}に対して{1,2}
{1,3,4}に対して{1,3}
{1,2,4}に対して{1,4}
{2,3,4}に対して{2,4}
このように置いてもらえば王様の残したカードが確実に分かります。
カードを置く順番はどうでもいいです。
もちろんこれが唯一の方法ではありません。
いはら 2011/04/04 12:34
指示で意味があるのは、
王様が選んだ3枚のカードの組み合わせに応じて、
その中のどの2枚をどのように置くのかということだけです。
P「王様の選んだ3枚のカードが異なればテーブルに置かれた2枚のカードの状態も異なる」
という条件を成立させるのが十分かつ必要です。
Pが成立するとすると、2枚のカードから王様が選んだ3枚のカードが分かることになります。
そのうちの2枚は分かっていますので、王様の残したカードは残りの1枚だと分かります。
Pが成立しないとすると、
選ばれた3枚のカードが異なり、置かれた2枚のカードの状態が同じ場合があることになります。
置かれた2枚のカードをα、βとすると、
例えばα、β、γの3枚の場合とα、β、δの3枚の場合とで同じ状況になるわけです。
王様がどちらかの3枚を選べば、挑戦者は王様が残したカードがγかδか決定することはできません。
よってPが成立することが必要です。
カードを3枚使う場合、王様の選ぶ3枚のカードの組み合わせは一通りしかありません。
この場合はどのような指示をしても条件Pを満たしますので必ず勝つことができます。
カードを4枚使う場合、3枚のカードの選び方は4通り。
この4通りに対して異なる2枚のカードの置き方を考えればよいのです。
例えば2枚のカードの合計が異なるようにすればうまくいきます。
2枚のカードの合計の最小値は3ですので、合計が3、4、5、6になるように選んでみます。
{1,2,3}に対して{1,2}
{1,3,4}に対して{1,3}
{1,2,4}に対して{1,4}
{2,3,4}に対して{2,4}
このように置いてもらえば王様の残したカードが確実に分かります。
カードを置く順番はどうでもいいです。
もちろんこれが唯一の方法ではありません。