クイズ大陸



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『ある者の物語』 その2 ≫No. 1
?そうそう 2010/11/06 15:48囁き
これは、「ある者の物語」 の続編です。互いにヒントになっています。
http://quiz-tairiku.com/q.cgi?mode=view&no=12994 (←問題追加しました!)

彼は優雅と言われていたが、一方で顔をけなす者もいた。
彼は走り屋だった。時にはナビゲーターを乗せ、王の名の元、仲間同士しのぎを削り合うこともあった。

彼は、自分の住み家を誇りに思っていた。見た目は良くなくても、尊い場所と思ってくれる人たちもいる。

素晴らしき人たちを産み出したと言われるこの家を離れたくはないが、友人に付き合ってやるか。
これ以上、ナビゲーターに引っ叩かれずに済むし。



彼は、友人を心配して、彼にこっそりとついて行き、ある場所に辿りついた。

…その結果、彼は変わってしまった。面影は残っていない。
優雅な姿は見る影もなく肥え太った。…ある意味、友人の元の姿に近づいたような気がする。
だがその外見と裏腹に、自分の領域に入り込む者にはに牙を剥き、場合によっては相手を一族皆殺しにする残忍さをも持ち合わせていた。

「ここでの生活も悪くないな…。優雅ではないが、自分なりの生活を持つ事が出来る。自由だしな…
だが、こう、逆さまになって寝転がっていると…馬鹿になっちまうな。頭も使わないと…
ん?鳥が来てる…ふう、また掃除してもらわなきゃ」

彼はまた友人を追い、ある場所に辿りついた。

彼はまた変わってしまった。すっかり痩せて縮んでしまったが、逆に、彼本来の面影が戻って来ていた。
一方、さる未確認生物の私生児と勘違いされもした。

「友人につきあってここまで来たが、まぁいい…。流される人生も、悪くないさ…フハハハハ!」

「不思議だ、自分の顔を思い出したような気分だ。体型はすっかり変わっちまったが…。
この体なら、アレの落胤と言われるのも、わからんでもない…。非ィ科学的な話だがな!!」


彼は眠りにつく。自分の頭の中に、深く潜っていく… 記憶の奥底へと…

おまけ:
彼は夢の中で昔を…友人との勝負を思い出していた。
最初は友人がリードしたかに見えたが、最終的には彼が勝つ、というのがお決まりの流れだった…。


さて、彼が最初から最後まで、変わらずに持ち続けていたものがあります。
それは何でしょうか? 漢字でお答え下さい。

本解) 漢字 (1文字)
変わった彼の姿) 漢字

おまけ1) 彼と友人の勝負で使った物 (カタカナ)
おまけ2) 頭の中へ…  (漢字3文字)
おまけ3) ワハハハハ! (漢字4文字) 
おまけ4) 未確認生物? (カタカナ)
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