>>6凛さん。私が
>>2を書いたときに陥った罠に凛さんも陥っているように思えます。
以下、つたない説明ですが、お付き合いいただけると幸いです。
簡単のために浮気夫が200人中4人のケースを考えてみてください。浮気夫を持つ4人の妻からは、それぞれ自分の夫以外の3人の夫が浮気をしていることがわかります。対称性があるので、自分が妻1,妻1から見て浮気をしている3人の夫の妻を妻2,妻3,妻4とします。
妻1の立場で、妻1の夫が浮気をしていないと仮定(仮定1)すると、妻1から見た妻2は、妻3と妻4の2人だけが浮気をしているように見えているはずです。
妻1から見た妻2の立場で、妻2の夫が浮気をしていないと仮定(仮定2)すると、妻1から見た妻2から見た妻3は、妻4ただ1人だけが浮気をしているように見えているはずです。
妻1から見た妻2から見た妻3の立場で、妻3の夫が浮気をしていないと仮定(仮定3)すると、妻1から見た妻2から見た妻3から見た妻4は、浮気をしている夫はいないように見えているはずです。
妻1から見た妻2から見た妻3から見た妻4の立場で、妻4の夫が浮気をしていないと仮定(仮定4)すると、村では誰も浮気をしていないことになります。
もし、司祭の発言がなければ、妻1から見た妻2から見た妻3から見た妻4は、仮定4を否定する材料がありませんので、いつまでたっても夫を殺しません。
ここでポイントは、司祭の発言があってもなくても、妻1の立場からは仮定2も仮定3も仮定4も誤りであることは明白なのです。対称性から、浮気をしている夫の数が少なくとも3名いることは全員がハナから知っているのです。
が、しかし、司祭の発言がなければ、妻1から見た妻2から見た妻3から見た妻4が仮定4の誤りに気づかないことが説明が付き、同様に妻1から見た妻2から見た妻3が仮定3の誤りに気づかないことが説明が付き、同様に妻1から見た妻2が仮定2に気づかないことの説明も付きますので、仮定1を否定する材料がありません。
司祭の発言により、妻1から見た妻2から見た妻3から見た妻4は、仮定4が誤りであることに気づくはずです。それなのにその夜、妻4が夫を殺さなかったとしたら、妻1から見た妻2から見た妻3は、仮定4の元となる仮定3が誤りであることに気づくはずです。それなのに2日目の夜、妻3が夫を殺さなかったとしたら、妻1から見た妻2は、仮定3の元となる仮定2が誤りであることに気づくはずです。それなのに3日目の夜、妻2が夫を殺さなかったとしたら、妻1は仮定2の元となる仮定1が誤りであることに気づきます。仮定1が誤っている以外の説明が付かなくなるからです。そして4日目の夜に妻1は夫を殺します。対称性がありますので、4日目の夜に4人の浮気夫は殺されることになります。
たぬきおやぢ 2010/10/16 03:53
以下、つたない説明ですが、お付き合いいただけると幸いです。
簡単のために浮気夫が200人中4人のケースを考えてみてください。浮気夫を持つ4人の妻からは、それぞれ自分の夫以外の3人の夫が浮気をしていることがわかります。対称性があるので、自分が妻1,妻1から見て浮気をしている3人の夫の妻を妻2,妻3,妻4とします。
妻1の立場で、妻1の夫が浮気をしていないと仮定(仮定1)すると、妻1から見た妻2は、妻3と妻4の2人だけが浮気をしているように見えているはずです。
妻1から見た妻2の立場で、妻2の夫が浮気をしていないと仮定(仮定2)すると、妻1から見た妻2から見た妻3は、妻4ただ1人だけが浮気をしているように見えているはずです。
妻1から見た妻2から見た妻3の立場で、妻3の夫が浮気をしていないと仮定(仮定3)すると、妻1から見た妻2から見た妻3から見た妻4は、浮気をしている夫はいないように見えているはずです。
妻1から見た妻2から見た妻3から見た妻4の立場で、妻4の夫が浮気をしていないと仮定(仮定4)すると、村では誰も浮気をしていないことになります。
もし、司祭の発言がなければ、妻1から見た妻2から見た妻3から見た妻4は、仮定4を否定する材料がありませんので、いつまでたっても夫を殺しません。
ここでポイントは、司祭の発言があってもなくても、妻1の立場からは仮定2も仮定3も仮定4も誤りであることは明白なのです。対称性から、浮気をしている夫の数が少なくとも3名いることは全員がハナから知っているのです。
が、しかし、司祭の発言がなければ、妻1から見た妻2から見た妻3から見た妻4が仮定4の誤りに気づかないことが説明が付き、同様に妻1から見た妻2から見た妻3が仮定3の誤りに気づかないことが説明が付き、同様に妻1から見た妻2が仮定2に気づかないことの説明も付きますので、仮定1を否定する材料がありません。
司祭の発言により、妻1から見た妻2から見た妻3から見た妻4は、仮定4が誤りであることに気づくはずです。それなのにその夜、妻4が夫を殺さなかったとしたら、妻1から見た妻2から見た妻3は、仮定4の元となる仮定3が誤りであることに気づくはずです。それなのに2日目の夜、妻3が夫を殺さなかったとしたら、妻1から見た妻2は、仮定3の元となる仮定2が誤りであることに気づくはずです。それなのに3日目の夜、妻2が夫を殺さなかったとしたら、妻1は仮定2の元となる仮定1が誤りであることに気づきます。仮定1が誤っている以外の説明が付かなくなるからです。そして4日目の夜に妻1は夫を殺します。対称性がありますので、4日目の夜に4人の浮気夫は殺されることになります。