クイズ大陸



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コマーと鳥川の事件簿#25 ≫No. 1
?コマー 2010/09/24 12:19囁き
〜〜オープニング〜〜


コマー「やあ諸君。かなりお久しぶりだね。」
コマー「だけど今回のクイズは一味違うからお楽しみに!!」
コマー「安城くん・・・。なんで君のセリフが『コマー』になっているんだい?」
コマー「ぬっ!吾輩は安城ではなーい!!みすたーコマーだ!!」
コマー「はいはい。」



上着はオッケー。ステッキもちょうどいい大きさで申し分ない。
僕は最後にシャーロックホームズがいつもかぶりそうな帽子をかぶった。
うん。これならクイズ大陸の人たちと会っても恥ずかしくないな。
しっかり確認すると僕は舞台袖から舞台の中央へと歩み寄った。
パン!とスポットが僕に当たる。
最後に1度回ってお決まりの咳払いをした
「おっほん!
 どーも!皆さんこんばんは!
 東尾中学校の安城、じゃなかった。
 『コマーと鳥川の事件簿』の作者のコマーです!!
 次回の問題は一味違いますよ―と言ってから2週間以上たち
 ついにある問題を出すために参上いたしました!!」
僕は言い終えると大きなスケッチブックをとりだした。
「実はここにこのクイズ大陸の住人達の名前が暗号化されて書かれています。
 でも暗号だけではさすがに分かりませんよね?
 ですので少しでクイズ大陸の住人たちのことを知ってもらうために
 簡単な備考紹介をします。」

「てとあつすあせ」

「最初にこの方!
問題はあまり出さない人ですが
情報によると最初に出した問題は牧場の牛の問題です。
また、この人は夜空に光輝くあれにちなんでいます。
では次にこの方!」

「たあてそさそせせさそてのそな」

「この方は情報によると一問も出していませんが
たくさんの問題に解答しています。
名前のヒントとして感想を言うならば
故障は恐ろしいなと思います。
さて、3番目!」

「うくおしておあ」

「ちえこさんです。
あ、知っている方はあまりいませんね。よかったよかった。
この方はかなりの問題数を誇っています。一番多いのは頭の体操クイズですね
一番新しい問題は・・・・注がれたのはそうしみ?
まあ、それは別として次に行きましょう!」


「てそなてそな」

「この方は今月、(新着問題)で多く解答を出しています。
僕がクイズ大陸で問題を出そうと思ったのは
この方と初めて会ったからじゃないかと思うほどの恩人です。
この方の十八番は・・・・チェ##猫!
お次はこちら!」

「けとおすあお」

「よくケーキの問題について話します。
というより僕と会うと思い出したかのように話します。武勇伝?
この方は数学問題が得意でよく僕では全くわからない数学問題にたびたび参上します。
この方の名前で問題をすると「う」
または「あ」ですね。井上さんではないですよ?(さて、なんでしょう?)
確か2人のお子さんが名門学校に行ったとか・・・・。
次は僕の友人のこの方!」

「たおさそつけ」

「この方は暗号を解読して名前を打つと絵文字になるという一工夫ある人です。
漢字しりとりではかなり仲が良くなりました。
これからもよろしくお願いしますm(_ _)m
そしてこの超有名な方は次のこちら!!」

「さあえつな」

「このクイズ大陸で一番有名な方です。
出題する人から見れば神に等しいんじゃないかなと個人的にぼくは思います。
この方の名前のヒントとしては1!!
最後にこの方!」

「さそすああ」

「この方はすべて物語クイズです。
一部企画が入っていますが
物語となっているのですべて物語クイズといってもよいでしょう。
また、この方は作っている物語と同じ人物の名前です。」


「さて、本当はあと10人は出しておきたいのですが
 さすがに大変だと思いますので、ここらでお開きにしまーす。」
そういうと安城、じゃなかったコマーは舞台袖へ行き姿を消した。


よし!決まった。我ながらうまくこっそりと自慢も入れることができた。
「鳥川さーん。スポットはもういいですよー。」
僕はまだ舞台を照らし続けているスポットライトを見て鳥川さんに言った。
「あーふぉうふぁっふぁ。ふぉふぇんふぉふぇん、
ふぉふぁふぁふいふぁっふぇしふぉふぉふぁふふぇてふぁ。」
この鳥川さんの意味不明な「食いながら語」を翻訳すると、
「あーそうだった。ごめんごめん、
 おなかすいちゃってしごとわすれてた。」となる。
せめて全部食べ終わってから言ってくれさえすればややこしくないのに。
「でもいいですよ。もうしっかりと上出来に出来ましたから。」
「それならよかった!
 ところで安城君。一つだけ質問していい?」
鳥川さんがなぜやら気の毒そうに質問を要求してきた。なんだろう?
「別にいいですが、なんですか?」
「この収録は君がよく使っているクイズ大陸に送られるんだよね?」
「はい、それがどうかしましたか?」
「そのクイズ大陸で送られる時はやっぱり文章になるんだよね?」
「はい、だからそれが何なんですか?」
「だったらこの会場とかそのシャーロックホームズの服とか見えないんじゃあ・・・?」
ああ!!
僕の頭の中で走馬灯のようにこれまでの準備のシーンがよみがえる。
30分2000円でお願いして1カ月前に借りたこのホールとスポットライト。
自分のお気に入りのレアカードを売って
お小遣いすべてを投げ出して買ったホームズの服のセット。
毎朝毎朝ごみ収集センター前にたまる粗大ごみをあさって探したステッキ。
今までの努力は一体なんだったんだ・・・・・・。
僕はそう思うと崩れ落ちるように近くの席へ座った。


さて・・・・。
この・・・答えは・・・なんだろうか・・・・。
わかった方は・・・・・・ささやいてくださ・・・い・・。
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