〜〜オープニング〜〜
鳥川 「この地図付きの名刺を貰っちゃったけど、どうしようかコレ。」
串坂 「いや、行くしかないだろ。でもあんな怪しい人にまた会いに行くのか?」
鳥川 「それもそうだけど、この職業って・・・。」
串坂 「ああ・・。怪しすぎる・・・。しかも、がぜん興味がわく・・。」
「やあ!!よく来てくれたねえ!!
さあさあ座りたまえ!!!こおひいはぶらっくがいいかい?それともすうぃーとがいいかな?」
今、俺と鳥川は例の怪しい人間。一二三さんの会社にいる。
実を言うとここまで来るのに1時間もかかった。
なぜなら周りには高層ビル群が立ち並び、
どこを見ても俺たちみたいな子供が入ってはいけないような大人の街だった・・・・・・のなら良かったのだが、
残念ながら、本当のことを言うと
名刺通りの場所は住宅が立ち並び、
どこをどう見ても会社があるようには見えず、なんとか玄関に小さく書かれた会社の名前を見つけたのだ。
その会社の名前は名刺にも書いてあった奇妙な名前、「友人会社」だ。
「コーヒーはいいです。それよりもコーラはありますか?」
鳥川はなぜか一二三さんにもう慣れてしまっている。
すごいのやら、馬鹿なのやら本当によく分からない奴だ。
「それよりも一二三さん。この友人会社って何なんですか?」
僕はついに一二三さんに質問してみた。一体友人会社って何なんだ?
「そうだねー。
そのことについてはこの問題を解いてからにしてもらおうかな?」
そう言うと一二三さんはここぞとばかりに文章の書かれたプレートを出した。
どうやら問題らしい。
ある港で漁船の黒岩丸から船長の野口耕造が殺害された。
遺体には十数か所も強く刺された場所があり船長にかなりの恨みがあるようだ。
しかし、さすがは警察の情報網だ。
あっというまに3人と一匹(?)の容疑者が浮上した。
1、平平平平 (ひらたいらへいぺい)・・・・ヒラメに似ていることをよく船長にからかわれた。
過去に3度も船長と取っ組み合いのけんかをしている。
2、夏井梅蔵 (なついうめぞう) ・・・・・昨年の夏に船長に就寝中、数百匹の蚊を入れられ、
かゆさで2週間入院した。
「いつかヒルを船長に食らわせて殺してやる!!」と
公言した経歴がある。
3、菊 筧 (きくかけい) ・・・・・下敷き会社に働いていたが、
機械の操作中に不慮の事故が発生し、リストラ。
事故の先日に船長がうさバラしのために機械をいじくり、
こうなってしまったのではないかという黒いうわさが絶えない。
警察では、これが動機ではないかと考えられている。
4、梶木鮪 (カジキマグロ) ・・・・・約2週間前、船長によって釣りあげられ、
「この命、ここまでか・・・」と思ったが
キャッチ&リリースされた。
本人(いや、本魚)はそのことに屈辱を受け、裁判にしようとしたが
竜宮城に現れず、お流れとなってしまい、
「人(いや、魚)の命をもて遊びやがって・・・
いつかその命を釣ってやる!!」
と公言したとコマーという少年が話している。
容疑者が浮上してから3日後、新たな手掛かりが発見された。
どうやら船長が最後の力を振り絞って書き残したようだ。
蚊
の
下
敷
き
どうやらこの文章に犯人が隠されているらしい。
君たちにはわかるかな?
「蚊の下敷き???」
なんてかゆそうな下敷きなんだ。売ってても僕は絶対に買いたくない。今にも蚊が寄ってきそうだ。
それよりもカジキって・・・・・何で魚が容疑者入りしているんだ。
根本的におかしい。だけどこの謎を解かなければ「友人会社」の謎なんてはるか先になってしまう・・・。
1番の平ばっかりの人間か?
いや、それとも有力な3番の筧??
でも2番も4番もとても怪しい・・・。
あぁ!だめだ!これじゃあ容疑者全員が犯人に見えてきてしまう!!
「あ!分かった!!」
鳥川がコーラのはいっているグラスを置くとアイスを買った時のレシートに何やら書き始めた。
さて、この事件の犯人はいったい誰でしょうか?
なお、犯人と特定されぬように犯人が嘘のダイングメッセ―ジを創ったわけではないこととします。
では皆さん!!がんばって解いてくださいね!!
コマー 2010/08/17 20:02
鳥川 「この地図付きの名刺を貰っちゃったけど、どうしようかコレ。」
串坂 「いや、行くしかないだろ。でもあんな怪しい人にまた会いに行くのか?」
鳥川 「それもそうだけど、この職業って・・・。」
串坂 「ああ・・。怪しすぎる・・・。しかも、がぜん興味がわく・・。」
「やあ!!よく来てくれたねえ!!
さあさあ座りたまえ!!!こおひいはぶらっくがいいかい?それともすうぃーとがいいかな?」
今、俺と鳥川は例の怪しい人間。一二三さんの会社にいる。
実を言うとここまで来るのに1時間もかかった。
なぜなら周りには高層ビル群が立ち並び、
どこを見ても俺たちみたいな子供が入ってはいけないような大人の街だった・・・・・・のなら良かったのだが、
残念ながら、本当のことを言うと
名刺通りの場所は住宅が立ち並び、
どこをどう見ても会社があるようには見えず、なんとか玄関に小さく書かれた会社の名前を見つけたのだ。
その会社の名前は名刺にも書いてあった奇妙な名前、「友人会社」だ。
「コーヒーはいいです。それよりもコーラはありますか?」
鳥川はなぜか一二三さんにもう慣れてしまっている。
すごいのやら、馬鹿なのやら本当によく分からない奴だ。
「それよりも一二三さん。この友人会社って何なんですか?」
僕はついに一二三さんに質問してみた。一体友人会社って何なんだ?
「そうだねー。
そのことについてはこの問題を解いてからにしてもらおうかな?」
そう言うと一二三さんはここぞとばかりに文章の書かれたプレートを出した。
どうやら問題らしい。
「蚊の下敷き???」
なんてかゆそうな下敷きなんだ。売ってても僕は絶対に買いたくない。今にも蚊が寄ってきそうだ。
それよりもカジキって・・・・・何で魚が容疑者入りしているんだ。
根本的におかしい。だけどこの謎を解かなければ「友人会社」の謎なんてはるか先になってしまう・・・。
1番の平ばっかりの人間か?
いや、それとも有力な3番の筧??
でも2番も4番もとても怪しい・・・。
あぁ!だめだ!これじゃあ容疑者全員が犯人に見えてきてしまう!!
「あ!分かった!!」
鳥川がコーラのはいっているグラスを置くとアイスを買った時のレシートに何やら書き始めた。
さて、この事件の犯人はいったい誰でしょうか?
なお、犯人と特定されぬように犯人が嘘のダイングメッセ―ジを創ったわけではないこととします。
では皆さん!!がんばって解いてくださいね!!