第1回:問題1「極限」問題2「不等式」 ≫No. 1
Meteor
2010/08/07 15:09
問題1:テーマ『極限』
※各問共通注意事項
特に指示のない限り,途中の思考過程を記すこと。
問1(200点)
数列{an}の極限を求めよ(結果だけで良い)。
an=(1+n-1)n
問2(200点)
数列{bn}の極限を求めよ(問1の結果を用いてよい)。p,qは実数とする。
bn=(1-pn-1)qn
問3(360点)
f(x)=(x+2(1/2))21+210(1+(log│x│)2+sin2x)-1-2100について,
(甲)任意のxに対して,f(x)≧g(x)となるような関数g(x)を1つ求めよ。(120点)
(乙)任意のxに対して,f(x)≦h(x)となるような関数h(x)を1つ求めよ。(120点)
(丙)以上で求めたg(x),h(x)を用いて,方程式f(x)=0が実数解を持つことを示せ。(120点)
問4(200点)
xを限りなく0へ近づける時の極限値を求めよ。d≠0とする。
(cosaxsinbx-sinbxcosbx-cosaxsinbxcoscx+sinbxcosbxcoscx)/(x4sindx)
問5(240点)
(甲)数列{cn}の極限を求めよ。p>0,q>0,r>0とする。(120点)
cn=(pn+q)(1/2)-(rn)(1/2)
(乙)数列{dn}の極限を求めよ。p>0,q>0,r>0,s>0とする。(120点)
dn=(sn)(1/2){(pn+q)(1/2)-(rn)(1/2)}
問6(360点)
(甲)数列{en}の極限を求めよ。(120点)
en=2nn!/nn
(乙)数列{fn}の極限を求めよ。(120点)
fn=3nn!/nn
(丙)(甲)(乙)の結果から2と3の間の或る数を境に結果が変わることが予想される。その値を求め,その時どうなるかについて論ぜよ。(120点)
問7(200点)
数列{gn}は収束するか。
gn=n-n(nが素数の時),n-1(nが合成数の時)
問8(240点)
数列{hn}の挙動について論ぜよ。H>0,h1>0とする。
ヒント:決まった答えはないが,数列の増減,単調性など数列{hn}の特徴を列挙すればよい。
hn+1=2-1{hn++H(hn)-1}
問題2:テーマ『不等式』
問1(200点)
次の各数を大きい方から順に並べよ。等しいものは等号で結べ。ただし,eは自然対数の底,πは円周率,logの底はeとする。
e,π,eπ,e/π,π/e,eπ,πe,eloge,elogπ,πloge,πlogπ
問2(200点)
66(1/2)-8は或る自然数の逆数よりも小さく,その次の自然数の逆数よりも大きいという。或る自然数を求めよ。
問3(200点)
次の不等式を示せ。
cos1<2-sin1<tan1
問4(200点)
次の不等式を示せ。exp(x)=exである。
1≦exp(x(1/2))/(1+x(1/2))≦1/(1-x) (0≦x<1)
問5(400点)
[x]はガウス記号でN≦x<N+1を満たす整数Nを表す。
(甲)x2の整数部分が[x]となるような実数xを全て求めよ。(160点)
(乙)f(x)=(x2-x+20)(1/2)について,
(乙一)f(x)が実数となるような実数xを全て求めよ。(80点)
(乙二上)f(n)の整数部分が[n](=n)となるような整数nを全て求めよ。(80点)
(乙二下)(乙二上)で求めたnのうち最大のものをnmaxとする。f(x)の整数部分が[x]となるような実数x∈(-∞,nmax]を全て求めよ。(80点)
問6(200点)
次の不等式を示せ。
π3/216+1/512+(πarcsin0.6)/16≧arcsin30.6
問7(400点)
いずれも負でない実数A,B,C,L,M,N,S,T,Uは,
(A+B+C-1)2+(L+M+N-1)2+(S+T+U-1)2=0
(A+L+S-1)2+(B+M+T-1)2+(C+N+U-1)2=0
を満たし,実数O,P,Q,X,Y,Zは,
X≦Y≦Z
O=AX+BY+CZ
P=LX+MY+NZ
Q=SX+TY+UZ
を満たす。
(甲)O+P+Q=X+Y+Zを示せ。(200点)
(乙)次のうち常に成り立つ不等式についてはそれを示し,そうでないものは反例を挙げよ。(200点)
O≧X,P≧Y,Q≧Z,Q≦Z,O+P≧X+Y
問8(200点)
数列{an}について調べた結果,分かったことを述べよ。
an=[(n+1)(1/2)+1/2]-[n(1/2)+1/2]
お気に入りは問1,3,8です。なかなか面白い。
★問題3以降のテーマについて(予定)
問題3:平面図形
問題4:行列(行列は表記が面倒なので,積分法に変更する可能性が高い)
問題5:確率
※各問共通注意事項
特に指示のない限り,途中の思考過程を記すこと。
問1(200点)
数列{an}の極限を求めよ(結果だけで良い)。
an=(1+n-1)n
問2(200点)
数列{bn}の極限を求めよ(問1の結果を用いてよい)。p,qは実数とする。
bn=(1-pn-1)qn
問3(360点)
f(x)=(x+2(1/2))21+210(1+(log│x│)2+sin2x)-1-2100について,
(甲)任意のxに対して,f(x)≧g(x)となるような関数g(x)を1つ求めよ。(120点)
(乙)任意のxに対して,f(x)≦h(x)となるような関数h(x)を1つ求めよ。(120点)
(丙)以上で求めたg(x),h(x)を用いて,方程式f(x)=0が実数解を持つことを示せ。(120点)
問4(200点)
xを限りなく0へ近づける時の極限値を求めよ。d≠0とする。
(cosaxsinbx-sinbxcosbx-cosaxsinbxcoscx+sinbxcosbxcoscx)/(x4sindx)
問5(240点)
(甲)数列{cn}の極限を求めよ。p>0,q>0,r>0とする。(120点)
cn=(pn+q)(1/2)-(rn)(1/2)
(乙)数列{dn}の極限を求めよ。p>0,q>0,r>0,s>0とする。(120点)
dn=(sn)(1/2){(pn+q)(1/2)-(rn)(1/2)}
問6(360点)
(甲)数列{en}の極限を求めよ。(120点)
en=2nn!/nn
(乙)数列{fn}の極限を求めよ。(120点)
fn=3nn!/nn
(丙)(甲)(乙)の結果から2と3の間の或る数を境に結果が変わることが予想される。その値を求め,その時どうなるかについて論ぜよ。(120点)
問7(200点)
数列{gn}は収束するか。
gn=n-n(nが素数の時),n-1(nが合成数の時)
問8(240点)
数列{hn}の挙動について論ぜよ。H>0,h1>0とする。
ヒント:決まった答えはないが,数列の増減,単調性など数列{hn}の特徴を列挙すればよい。
hn+1=2-1{hn++H(hn)-1}
問題2:テーマ『不等式』
問1(200点)
次の各数を大きい方から順に並べよ。等しいものは等号で結べ。ただし,eは自然対数の底,πは円周率,logの底はeとする。
e,π,eπ,e/π,π/e,eπ,πe,eloge,elogπ,πloge,πlogπ
問2(200点)
66(1/2)-8は或る自然数の逆数よりも小さく,その次の自然数の逆数よりも大きいという。或る自然数を求めよ。
問3(200点)
次の不等式を示せ。
cos1<2-sin1<tan1
問4(200点)
次の不等式を示せ。exp(x)=exである。
1≦exp(x(1/2))/(1+x(1/2))≦1/(1-x) (0≦x<1)
問5(400点)
[x]はガウス記号でN≦x<N+1を満たす整数Nを表す。
(甲)x2の整数部分が[x]となるような実数xを全て求めよ。(160点)
(乙)f(x)=(x2-x+20)(1/2)について,
(乙一)f(x)が実数となるような実数xを全て求めよ。(80点)
(乙二上)f(n)の整数部分が[n](=n)となるような整数nを全て求めよ。(80点)
(乙二下)(乙二上)で求めたnのうち最大のものをnmaxとする。f(x)の整数部分が[x]となるような実数x∈(-∞,nmax]を全て求めよ。(80点)
問6(200点)
次の不等式を示せ。
π3/216+1/512+(πarcsin0.6)/16≧arcsin30.6
問7(400点)
いずれも負でない実数A,B,C,L,M,N,S,T,Uは,
(A+B+C-1)2+(L+M+N-1)2+(S+T+U-1)2=0
(A+L+S-1)2+(B+M+T-1)2+(C+N+U-1)2=0
を満たし,実数O,P,Q,X,Y,Zは,
X≦Y≦Z
O=AX+BY+CZ
P=LX+MY+NZ
Q=SX+TY+UZ
を満たす。
(甲)O+P+Q=X+Y+Zを示せ。(200点)
(乙)次のうち常に成り立つ不等式についてはそれを示し,そうでないものは反例を挙げよ。(200点)
O≧X,P≧Y,
Q≧Z,Q≦Z,O+P≧X+Y問8(200点)
数列{an}について調べた結果,分かったことを述べよ。
an=[(n+1)(1/2)+1/2]-[n(1/2)+1/2]
お気に入りは問1,3,8です。なかなか面白い。
★問題3以降のテーマについて(予定)
問題3:平面図形
問題4:行列(行列は表記が面倒なので,積分法に変更する可能性が高い)
問題5:確率