クイズ大陸



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No. 24≫ No.25 最新レスです
?たいふ 2010/08/09 22:15
由菜さん、メガネ好きさん
余談に付き合ってくださって…ありがとうございます。
@〜Dの公式は由菜さんが完璧に答えて下さっていますが、一応載せておきましょう。
@  A.1辺×1辺(正方形は縦・横という言い方はしない)
A  A.縦×横
B  A.底辺×高さ
C  A.(上底+下底)×高さ÷2
D  A.底辺×高さ÷2

E〜Hについては…すべて可能です。
メガネ好きさんの説明の通り、H三角形は、上底=0の台形だと考えることが出来ますよね。

つまり、台形の面積の公式さえ覚えておけば台形・正方形・長方形・平行四辺形・三角形の面積が
答えられるということになります。
なのに、何故…学習指導要領から消えた?
ここで、先ほどのS=alに戻ります。この公式を言葉で表すと…
面積(S)=幅(a)×平均の長さ(l)となります。
だんだん核心に近づいてきましたよ…台形の面積の公式を少し変形させましょう。
台形の面積=高さ×(上底+下底)÷2
言葉を変えましょう。
高さとは上底と下底の間の長さ…つまり【幅】
上底と下底を足して2で割る…これは、上底と下底の【平均の長さ】
台形の面積=幅×平均の長さ
おや、S=alになってしまいましたね。
最後に、円の面積ですが…ドーナツの穴に当たる小さな円の半径を小さくしていくと最終的に円
になりますよね?S=alで円の面積も求めることが出来るのです。

ドーナツ型の面積を求める公式S=alは、台形・正方形・長方形・三角形・平行四辺形・円の面積
が求められる汎用性の高い公式だった。というより、一見形の異なる図形が実は根っこの部分で
繋がっているということに驚きませんか?

小学校から積み上げてきたものが1本の線に繋がる…系統だった教育が為されていれば、もっと
算数/数学を楽しみつつ学習できるのかも知れませんねぇ。(私はもう無理ですが…)

先生…こういうことを知らず(教材研究せずに)教科書の表面だけなぞった授業をしていませんか?

算数嫌いを作らないように頑張ります。という長続きしない決意表明をして閉めることにします。
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