疑問の予知あり ≫No. 1
いはら
2010/07/13 12:38
赤道直下のある島に、ごく一部の者だけが存在を知る超能力養成学校がある。
その名は青柳学園。
校長の力により、部外者はこの島を見ることすらできないようになっている。
先生達は強力な力を持っているが、生徒達は大した能力を持っておらず、
ささやかな予知、透視、念動力、瞬間移動、読心の能力を持つ者がいるだけである。
シロー君がこの学園に入学して約一年。
厳しい修行の末に予知能力を身につけることができた。
少し先の未来しか見ることはできないが、正確な予知ができるようになったのである。
ある日、訓練の一環としてクロー君とカードじゃんけんというゲームを行うことになった。
二人は3枚ずつカードを持つ。
3枚のカードの表にはそれぞれグー、チョキ、パーの絵が描かれている。
裏の模様はすべて同じである。
2人は相手に表を見せないようにして一枚のカードを選び、テーブルに置く。
カードを表向きにし、じゃんけんのルールに従って勝敗を決める。
シロー君は、自分がグーのカードを出したらどうなるか予知してみた。
クロー君が出すのはパーのカードであり、負けてしまうことが分かったため、
チョキのカードを出して勝つことにした。
2人が同時にカードを出し、表向きにしたところ、
なんと!クロー君のカードはグーであった!
シロー君は予知能力を使ったのに負けてしまったのである。
クロー君は入学したばかりでまだ何の超能力も身につけていないとのこと。
それを聞いてますます落ち込んだシロー君であった。
なぜシロー君は負けてしまったのだろうか。
◇◇◇
ちょっと趣向を変えた新シリーズを考えてみました。
既出のチェックはしましたが、類似の問題がありましたらお知らせ下さい。
囁きは私の独断で公開することがありますので、
非公開希望の方は明記しておいて下さい。
一応用意した答えはありますが、納得のいく理由であれば何でも正解にしたいと思います。
答えはNo.29参照。
その名は青柳学園。
校長の力により、部外者はこの島を見ることすらできないようになっている。
先生達は強力な力を持っているが、生徒達は大した能力を持っておらず、
ささやかな予知、透視、念動力、瞬間移動、読心の能力を持つ者がいるだけである。
シロー君がこの学園に入学して約一年。
厳しい修行の末に予知能力を身につけることができた。
少し先の未来しか見ることはできないが、正確な予知ができるようになったのである。
ある日、訓練の一環としてクロー君とカードじゃんけんというゲームを行うことになった。
二人は3枚ずつカードを持つ。
3枚のカードの表にはそれぞれグー、チョキ、パーの絵が描かれている。
裏の模様はすべて同じである。
2人は相手に表を見せないようにして一枚のカードを選び、テーブルに置く。
カードを表向きにし、じゃんけんのルールに従って勝敗を決める。
シロー君は、自分がグーのカードを出したらどうなるか予知してみた。
クロー君が出すのはパーのカードであり、負けてしまうことが分かったため、
チョキのカードを出して勝つことにした。
2人が同時にカードを出し、表向きにしたところ、
なんと!クロー君のカードはグーであった!
シロー君は予知能力を使ったのに負けてしまったのである。
クロー君は入学したばかりでまだ何の超能力も身につけていないとのこと。
それを聞いてますます落ち込んだシロー君であった。
なぜシロー君は負けてしまったのだろうか。
◇◇◇
ちょっと趣向を変えた新シリーズを考えてみました。
既出のチェックはしましたが、類似の問題がありましたらお知らせ下さい。
囁きは私の独断で公開することがありますので、
非公開希望の方は明記しておいて下さい。
一応用意した答えはありますが、納得のいく理由であれば何でも正解にしたいと思います。
答えはNo.29参照。