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2010/07/15 18:41
> メガネ好き さん
通常の「加算」が表現している意味と意図した意味は違っています.一致していれば 1/2 + 1/3 = 5/6 という答が出ます.この高校生は2重の間違い(数式表現と分数計算とで)をして,たまたま正解と一致したというだけです.
ただし,+ という記号を「特殊な加算」として使えば,1/2 + 1/3 = 2/5 ということはあり得ます.つまり,分数は約分してはならず,かつ,分母同士の和と分子同士の和を求めて比をとる演算として + を定義すれば,そうなります.それは,ベクトルの和を求めると同じですから,(1, 2) + (1, 3) = (2, 5) と普通のベクトルの足し算で意図した意味が表現でき,欲しかった答も得られます.
通常の「加算」が表現している意味と意図した意味は違っています.一致していれば 1/2 + 1/3 = 5/6 という答が出ます.この高校生は2重の間違い(数式表現と分数計算とで)をして,たまたま正解と一致したというだけです.
ただし,+ という記号を「特殊な加算」として使えば,1/2 + 1/3 = 2/5 ということはあり得ます.つまり,分数は約分してはならず,かつ,分母同士の和と分子同士の和を求めて比をとる演算として + を定義すれば,そうなります.それは,ベクトルの和を求めると同じですから,(1, 2) + (1, 3) = (2, 5) と普通のベクトルの足し算で意図した意味が表現でき,欲しかった答も得られます.