クイズ大陸



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No. 34≫ No.35 ≫No. 36
?nn)/ 2010/07/15 12:22
「割合分数 (分割分数)」(足せない分数)と「量分数」(足せる分数)という,訳の分からないものを持ち出すことに疑問を感じる,ということです.大変,学習塾的な発想と思いますし,そもそもどうやって区別するのでしょうか.

「割合」として導入されたものが「量」としても意味があること,「量」と思っていたものが「割合」として再認識されることは,No.34 で挙げた例で明らかです.

足すことができるのが「量分数」で,「量分数」だから足すことができる,では自己撞着です.

私が主張していることをもう一度書けば,「数式が表現している意味と意図した意味が一致しているか」が問題であるということです.速度の足し算の例(平均時速は単純に足して2で割ってはダメ,電車の中の駆け足はOK)は,足し算が意図した意味を表していないか,いるか,の違いがあるということです.高校生の間違いも,足してはいけないものを足したから悪いのではなく,それでは意図した結果が得られないからダメなのです.

これは「割合」これは「量」というラベルを貼ること自体に,社会問題化している受験テク「考えることの放棄あるいは禁止」があるように感じます.速度には「割合」というラベルを貼れ.そして,「割合」が入っている問題が出たら,教えたパターンのように扱え.速度を「量」として扱う問題が出るのは「例外的」だから,受験には捨てて構わない.こういう発想でないことを祈ります.
返信 編集
?ITEMAE
量分数だから、割合分数だから・・という以前に「量」なのか、「割合」なのか、ということですね。

ラベル以前の問題。
(電車の中で走るのは、電車が進んだ距離と走った距離がそれぞれ「量」として足せるものであり、それを時間で割れば「時間当たりに進んだ距離」として速さが計算できるだけのこと。
 「形として」時速を足しているように見えるけれど、実際に足しているのは「距離」という「量」)