〜〜オープニング〜〜
健二 「兄貴!うまくいきましたぜ!」
海造 「よくやった!健二!さすがは牢屋破りの健二だな。
監守の目を盗んでここまで逃げ道を作るとは・・・・。」
正太郎 「やべえ!兄貴!
監守の野郎がこっちに近づいてきやがった!見つかっちまう!」
海造 「急げ!野郎ども!!あいつらに復讐するまで見つかってなるものか!」
「昨晩、麻薬取引を行った容疑で逮捕された
G組の田中海造容疑者
その仲間とされる金井健二容疑者と斎藤正太郎容疑者が
Y刑務所を脱獄しました。
なお、田中容疑者らはいまだ逃走中だそうです。
警察側は必死で捜索中だそうです。
今日の外出には十分気をつけましょう。」
・・・。
「コマー。もしかしてこの三人ってあの事件の三人なのか?」
僕はたまたま見ていたニュースを指さして言った。
「どうやらそのようだね。」
「まさか、あいつらは俺たちに復讐しようなんて考えてないよね。」
「ああ。」
うむ。コマーが言うんなら間違いはないだろう。これなら安心だ。
「復讐をするんなら間違いなく吾輩達ではなく君だけだろうね。」
なにぃぃ!!前言撤回!コマーが言うことには間違いがあるだろう!!きっと!!!
「だって!あいつらを逮捕したのは
鬼頭警部とコマーの2人ということになってるじゃないか!」
僕は必死で反対する。
「どこかの馬鹿が口コミでばらさなかったらうまくいったんだけどね。」
そういってコマーはそばにあった週刊誌を広げる。
そこには僕のインタビューの写真。
「な、何でそれを君が・・・」
「君の浅はかな考えくらいお見通しだよ」
身から出たさびか…。
僕は心のさび落としが今まで以上にほしくなった。
その後、僕らは何とか鬼頭警部の家に泊めてもらって
厳重に守ってもらった。
(コマーが言うに、できるだけきまった場所にはいないほうがいいらしい。)
しかし、3日たってもあいつらは見つからなかった。
「まったく。吾輩がこんなに巻き込まれるのは絶対に君のせいだね。」
コマーがネチネチと事務所へ続く階段をのぼりながら言っている。
「コマーだって僕をまきこむじゃないか。」
「僕は巻き込むことは好きでも、巻き込まれるのは嫌いなんだ!!」
なんじゃそりゃ。だったら巻き込まれる側のことを考えてほしいもんだ。
すると急にコマーの動きが止まった。まさか、心の声にも反応するのか、こいつは。
だが、そんなことではないみたいだ。
入り口にこんな張り紙が貼ってあった。
諸君。覚えているだろうか。
あのG組の三人だよ。
俺たちはたかが予知夢で捕まったことによって
かなりプライドが傷つけられた。
君らも知っているだろうが
目には目を、歯には歯をということわざに習い
君らの事務所に罠をつけさせてもらったよ。
安心したまえ、俺たちは一つだけしか罠を掛けていない
君らはせいぜい事務所に入れなくなるがいい。
田中海造
「くそ。完全に鳥川のせいだな。」
コマーがかなり殺意がこもった眼で睨みつけてきた。
ここまで怒ったコマーを見たことはないだろう。
僕は反射的になだめる。
「まあまあ、コマー。
君の推理ではどこに罠があるか気づいているだろう?」
こういうときのコマーは推理でおだてることが一番いい。
僕はコマーの取扱説明書の通りになだめた
「・・・。(-_-#)」
どうやら気付いていなかったらしい。
コマーの両手に力が入っているのが、天然の僕にも気付いた。
このままではきっと僕に拳が飛ぶだろう。
あいつらめ・・・・。
こうなったら仕方がない。
僕はバッと扉に手をかけた。ここまで僕を困らせるとはな・・・。
「開けたら爆発するかもしれないぞ!!」
コマーが飛びついて扉を開けまいとする。
「絶対しない!」
そういって僕は扉を開けた。
やはり罠はない。
僕はズカズカと中に入りの2人の男を見つけた。
「な、なぜ入れたんだ!!予告はしておいたはず!!」
「正太郎!こちらのほうが頭数が多いんだ!大丈夫・・」
僕はさっさとセリフを言いかけた奴を倒した。
こうなったのもお前らのせいだろうが!!
「よくも健二を!覚悟しろ!」
正太郎と思われる男が
手元からナイフを取り出してこちらに向かってきた。
「うわああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」
ここまで来ると悲鳴に近いな。
僕はそう思いながら正太郎のナイフを蹴り落とし
締め技を使って気絶させる。
「て、てめえが俺の子分を倒しやがったのか。
見た目によらず強えじゃねえか。」
田中海造が奥の扉からのっそりと現れたようだ。
「敵に褒められる筋合いはないんだけどね。」
「ここで戦うのも構わねえが、
派手におっぱじめると罠が作動するかもしれねえぜ。」
「その心配はないよ。」
「なに!」
田中海造が急に後ずさりした。
今だ!僕は海造につかみかかると思いっきり後ろへ投げた。
「ぐえ。」
僕は海造が声を出したと思ったがコマーだったようだ。
しかし、僕がしっかりと確認する前に暗闇にダイブ・・・・。
「鳥川君。鳥川君。」
ぺちぺちと顔をたたいているようだ。天使だろうか?
もうちょっと寝たい…。
「鳥川あぁぁぁぁ!!!」
ドガン!僕の頭に天使のモーニングコールとしては強い衝撃が加わった。
気がつくと目の前にコマーがいた。
「さっきのは夢だったのかい?」
僕がコマーに回答を求めた。
「残念ながら、あの3人は君が捕まえてくれたがまだどこに罠があるか分からない」
コマーが疲れ気味に言った。
「まだ、そんなことを考えていたのかい?」
「へ?」
まだ気づいてなかったのか。幸せなやつだな。
「そんなことはともかくあいつらはどうするんだ?」
僕はコマーが柱にくくりつけたのであろう3人を指でさして、コマーに聞いてみた。
「あいつらは僕の子分にすることにしたよ。」
こ、子分だってえ!!!!
「正気か!コマー!!あいつらは脱獄犯だぞ!!
見つかったらどうなるか分かっているのか!!」
僕はコマーを極悪人にしないように説得した。
「べつにいいんじゃないか?おもしろそうだと思うからな。」
コマーは何で僕以外には心が広いんだろう…。
僕はとても疲れた気分がした。
さて、ここで問題だ。
この1つの大きな罠はどこにあるだろうか。
ヒントはこの問題をよく読めばわかるだろう。
では、ぐっどらく!!
注意!!下のレスに間違いについて書いてありますが
先ほど訂正いたしました!!すみません!!
コマー 2010/06/19 20:32
健二 「兄貴!うまくいきましたぜ!」
海造 「よくやった!健二!さすがは牢屋破りの健二だな。
監守の目を盗んでここまで逃げ道を作るとは・・・・。」
正太郎 「やべえ!兄貴!
監守の野郎がこっちに近づいてきやがった!見つかっちまう!」
海造 「急げ!野郎ども!!あいつらに復讐するまで見つかってなるものか!」
「昨晩、麻薬取引を行った容疑で逮捕された
G組の田中海造容疑者
その仲間とされる金井健二容疑者と斎藤正太郎容疑者が
Y刑務所を脱獄しました。
なお、田中容疑者らはいまだ逃走中だそうです。
警察側は必死で捜索中だそうです。
今日の外出には十分気をつけましょう。」
・・・。
「コマー。もしかしてこの三人ってあの事件の三人なのか?」
僕はたまたま見ていたニュースを指さして言った。
「どうやらそのようだね。」
「まさか、あいつらは俺たちに復讐しようなんて考えてないよね。」
「ああ。」
うむ。コマーが言うんなら間違いはないだろう。これなら安心だ。
「復讐をするんなら間違いなく吾輩達ではなく君だけだろうね。」
なにぃぃ!!前言撤回!コマーが言うことには間違いがあるだろう!!きっと!!!
「だって!あいつらを逮捕したのは
鬼頭警部とコマーの2人ということになってるじゃないか!」
僕は必死で反対する。
「どこかの馬鹿が口コミでばらさなかったらうまくいったんだけどね。」
そういってコマーはそばにあった週刊誌を広げる。
そこには僕のインタビューの写真。
「な、何でそれを君が・・・」
「君の浅はかな考えくらいお見通しだよ」
身から出たさびか…。
僕は心のさび落としが今まで以上にほしくなった。
その後、僕らは何とか鬼頭警部の家に泊めてもらって
厳重に守ってもらった。
(コマーが言うに、できるだけきまった場所にはいないほうがいいらしい。)
しかし、3日たってもあいつらは見つからなかった。
「まったく。吾輩がこんなに巻き込まれるのは絶対に君のせいだね。」
コマーがネチネチと事務所へ続く階段をのぼりながら言っている。
「コマーだって僕をまきこむじゃないか。」
「僕は巻き込むことは好きでも、巻き込まれるのは嫌いなんだ!!」
なんじゃそりゃ。だったら巻き込まれる側のことを考えてほしいもんだ。
すると急にコマーの動きが止まった。まさか、心の声にも反応するのか、こいつは。
だが、そんなことではないみたいだ。
入り口にこんな張り紙が貼ってあった。
「くそ。完全に鳥川のせいだな。」
コマーがかなり殺意がこもった眼で睨みつけてきた。
ここまで怒ったコマーを見たことはないだろう。
僕は反射的になだめる。
「まあまあ、コマー。
君の推理ではどこに罠があるか気づいているだろう?」
こういうときのコマーは推理でおだてることが一番いい。
僕はコマーの取扱説明書の通りになだめた
「・・・。(-_-#)」
どうやら気付いていなかったらしい。
コマーの両手に力が入っているのが、天然の僕にも気付いた。
このままではきっと僕に拳が飛ぶだろう。
あいつらめ・・・・。
こうなったら仕方がない。
僕はバッと扉に手をかけた。ここまで僕を困らせるとはな・・・。
「開けたら爆発するかもしれないぞ!!」
コマーが飛びついて扉を開けまいとする。
「絶対しない!」
そういって僕は扉を開けた。
やはり罠はない。
僕はズカズカと中に入りの2人の男を見つけた。
「な、なぜ入れたんだ!!予告はしておいたはず!!」
「正太郎!こちらのほうが頭数が多いんだ!大丈夫・・」
僕はさっさとセリフを言いかけた奴を倒した。
こうなったのもお前らのせいだろうが!!
「よくも健二を!覚悟しろ!」
正太郎と思われる男が
手元からナイフを取り出してこちらに向かってきた。
「うわああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」
ここまで来ると悲鳴に近いな。
僕はそう思いながら正太郎のナイフを蹴り落とし
締め技を使って気絶させる。
「て、てめえが俺の子分を倒しやがったのか。
見た目によらず強えじゃねえか。」
田中海造が奥の扉からのっそりと現れたようだ。
「敵に褒められる筋合いはないんだけどね。」
「ここで戦うのも構わねえが、
派手におっぱじめると罠が作動するかもしれねえぜ。」
「その心配はないよ。」
「なに!」
田中海造が急に後ずさりした。
今だ!僕は海造につかみかかると思いっきり後ろへ投げた。
「ぐえ。」
僕は海造が声を出したと思ったがコマーだったようだ。
しかし、僕がしっかりと確認する前に暗闇にダイブ・・・・。
「鳥川君。鳥川君。」
ぺちぺちと顔をたたいているようだ。天使だろうか?
もうちょっと寝たい…。
「鳥川あぁぁぁぁ!!!」
ドガン!僕の頭に天使のモーニングコールとしては強い衝撃が加わった。
気がつくと目の前にコマーがいた。
「さっきのは夢だったのかい?」
僕がコマーに回答を求めた。
「残念ながら、あの3人は君が捕まえてくれたがまだどこに罠があるか分からない」
コマーが疲れ気味に言った。
「まだ、そんなことを考えていたのかい?」
「へ?」
まだ気づいてなかったのか。幸せなやつだな。
「そんなことはともかくあいつらはどうするんだ?」
僕はコマーが柱にくくりつけたのであろう3人を指でさして、コマーに聞いてみた。
「あいつらは僕の子分にすることにしたよ。」
こ、子分だってえ!!!!
「正気か!コマー!!あいつらは脱獄犯だぞ!!
見つかったらどうなるか分かっているのか!!」
僕はコマーを極悪人にしないように説得した。
「べつにいいんじゃないか?おもしろそうだと思うからな。」
コマーは何で僕以外には心が広いんだろう…。
僕はとても疲れた気分がした。
さて、ここで問題だ。
この1つの大きな罠はどこにあるだろうか。
ヒントはこの問題をよく読めばわかるだろう。
では、ぐっどらく!!
注意!!下のレスに間違いについて書いてありますが
先ほど訂正いたしました!!すみません!!