『源氏物語』に「こ」の使用例があり、「この有様は〜」と、ある特定の状況を指して使われています。
また、「これら」の使用例は『平家物語』に見ることが出来ます。
この間(平安中期〜鎌倉時代)に「こ+の」の形が複数の事象を指す例を発見できれば、
「こ」に単数・複数の区別をつけるために「これ」「これら」が生まれたと言えるのでしょう。
代名詞「こ」が、単数(1つ)の事物や現象を指していたのか、複数を指していたのか、そうした研究
をした文献(論文)があるはずですが、そこまで学テ出題者と一蓮托生…ってわけでもないので
退きますね〜

まぁ、指示語を正しく解釈することが、文章全体を正しく読み取ることに繋がります。今回の場合は
4択問題であり、示された4つの中に正解が含まれている。出題文と解答とが合致する解釈を
しなければならないので、
この
3×6の長方形
において(を基準として)黒い部分を表す分数を、下の1から4までの中から1つ
選んで、その番号を書きましょう。
と読まねばならない。
が、ITEMAEさんは、出題時に
「マークシート」前世代のオッサンには見過ごせない点と仰っていますので、選択肢が示されておらず、あの出題文で答えを出せと言われた時には
【答えようがない】と答えずにはいられないでしょう。また、私は言葉(指示語)を論点にしていましたが、元々これは
算数の…分数の問題であり、
【出題文に合致するような解釈のできる答えを選べ】では、国語の問題ですから、確かに
割合(分数)の理解度を測るものとしては適当ではないのかも知れません。
また、「これら」の使用例は『平家物語』に見ることが出来ます。
この間(平安中期〜鎌倉時代)に「こ+の」の形が複数の事象を指す例を発見できれば、
「こ」に単数・複数の区別をつけるために「これ」「これら」が生まれたと言えるのでしょう。
代名詞「こ」が、単数(1つ)の事物や現象を指していたのか、複数を指していたのか、そうした研究
をした文献(論文)があるはずですが、そこまで学テ出題者と一蓮托生…ってわけでもないので
退きますね〜
まぁ、指示語を正しく解釈することが、文章全体を正しく読み取ることに繋がります。今回の場合は
4択問題であり、示された4つの中に正解が含まれている。出題文と解答とが合致する解釈を
しなければならないので、
この3×6の長方形において(を基準として)黒い部分を表す分数を、下の1から4までの中から1つ
選んで、その番号を書きましょう。
と読まねばならない。
が、ITEMAEさんは、出題時に「マークシート」前世代のオッサンには見過ごせない点
と仰っていますので、選択肢が示されておらず、あの出題文で答えを出せと言われた時には
【答えようがない】
と答えずにはいられないでしょう。また、私は言葉(指示語)を論点にしていましたが、元々これは
算数の…分数の問題であり、
【出題文に合致するような解釈のできる答えを選べ】では、国語の問題ですから、確かに
割合(分数)の理解度を測るものとしては適当ではないのかも知れません。