クイズ大陸



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?SAN 2010/07/03 11:26
No.28は「丸々を1個と数える」ことは関係ありません。
例えば、元問題のように?、丸々のりんごが18個、3×6 に並んでいて、その1列のりんごが黒く塗られた図があれば…、「このりんごの黒い部分を表す分数」という表現にあまり違和感はないかなぁ…。(「次のりんごの図で黒い部分を表す…」の方が自然な印象ですが。)
そして、並んでいるかどうかも関係ありません。
公園内に18人の子どもがいて、そのうち6人が男子、12人が女子と分かるとき、「男子を分数で表すと…?」という問にたいして、「えっ?分数?…ということは、答:6/1人(いちぶんのろくにん)」と、無理矢理に量(人数)を答える人がどれだけいるのか…。
元問題には「1目盛りを1pとする」や「1マスの面積を1とする」のような条件がないので、黒い部分の量を答えられないのは明らかでしょう。(元問を見て「割合」か「量」か迷って答えられない回答者は「不正解」かな。)

等分してできる部分の大きさを表す分数で、「〜の」を言わなければ、「全体の」という意味(全体を1とする)にとるのが日常的ではないのかなぁ…というのが、私の見解です。
袋入りのスナック菓子を持っている人に「半分ちょうだい」と言えば、これは「1袋の半分」の意味。これに対してポテチ1枚を半分に割るのはギャグ(クイズ大陸的ナス回答)でしょう。

元問題は小学生のテスト。問題文の細かい表現にこだわり、テストの回答をどう答えればよいかを考える前に、この図を見た瞬間に1/3という割合が分かる(読み取れる)ことが小学生にもとめたい力だと思います。
返信 編集
?ITEMAE
出題者に求めたい力は、
「割合」を求めているのか「量」を求めているのか、 そもそも「割合」とは何なのかを
的確に表現できて、そのどれぐらいの理解を確認できるか、のテストを作る能力です。

 大学入試などの出題の「物言い」は、出題者の思い込みの表記が、「これだけでは特定できない」の指摘に合うことが多いです。

 「たまたま4択」だから、「選択肢から選べばそれしかない」ので答えを特定できても、
 出題者として、そういうレベルでは困るということですね。

>「男子を分数で表すと…?」 
 そういう問いをする人に「何に対する割合なのか?」を問い返せる生徒であってほしいですね。

 たとえば、統計資料をみて、
「去年の収穫高は85%だった」 というのは、
  「前年比で85%」なのか、
  「生産目標に対して85%」なのか、
  「国内シェアが85%」なのか、
「何」を示されていてこそ答えられるものです。

この場合、男子は、「全体の1/3」ともいえるし「女子の1/2」ともいえます。
(結婚適齢期には後者の割合が問題になる?) 
 大陸的には「どいつも半人前」 (^o^)