りんご なら、「切ってない丸々のりんご」を「1個」として数えますが、
長方形が18個、3×6 に並んでる ものをみて、
「この長方形」を、「外枠」 ひとつに限定 することの問題と、
その外枠の長方形を「1とする」前提で、そのうちの「黒い部分の割合」を求めなくては、
そもそもの「割合分数」の意味になりません。
>>27 〇 〇 〇 D←(半分かじったリンゴ)の絵があって、
「かじったリンゴを分数で表しなさい」といわれたら、
1/8 なのか、1/2 なのか?「分数」には、
割合分数と、
量分数がありますが、
「この長方形の
黒い部分を表す」 は、割合とも量とも示していない。
「分数の意味」という前提で、そもそも、失格なのです。
小学生の学力を問う前に、文科省の指導力に難がある。 学テが、「クイズ」なら、文句はいいませんが・・・
SAN 2010/06/26 15:22
…というわけで、「長方形」を「りんご」に書きかえてみました。
例えば、りんご1個。この半分が黒く塗られている絵があれば、
「このりんごの黒い部分を表す分数」という日本語に違和感はないかな。
りんご1個もりんご。これを一口かじった残りやかじった部分もりんご。
本問題のように?18分割した一つ一つも「りんご」であるけど…、
「このりんご1個を1とした場合に、黒い部分の面積は…」とか、
「黒い部分の、このりんご1個に対しての割合は…」とか、いちいち言わないかな。
日常的にも、「端数部分の大きさや等分してできる部分の大きさなどを表す」ときに
分数を用いることを考えると、学テの問題文として「おかしくない」でしょう。
(クイズ大陸の問題なら、いろんな別解が楽しい問題だと思います。)