コマーと鳥川の事件簿#3 ≫No. 1
コマー
2010/06/08 19:08
コマー事務所のコマー君と鳥川君へ
こんにちは。
鬼頭警部じゃ。
この前の事件では助手の鳥川君が大手柄をしてくれたのう。
あの事件によって麻薬グループの何割かを逮捕することにも成功した。
そのお礼として明日の朝、ケーキを贈りたい。
しかしワシとその助手の鈴木君も食べたいのじゃ。
というわけでそのケーキをウルト〇マンの八つざき光線で5回分断して16個に平等に分けていただきたい。
それでは楽しみにしておるからな。
鬼頭警部より
「コマー…。」
僕はある重大なことに気付いた。
「きっと同じ考えだと思うが、なんだい?」
「鬼頭警部っておじいさんだったんだ・・・・。」
「そこかあ!!!!」
コマーの鋭いつっこみが飛ぶ。僕は長年の経験から何とかつっこみをかわす。
「君は驚くところが違うようだね。」
どうやらコマーは違うところに驚いているらしい。
「あの鬼頭警部は、少しの借りを100倍で返すような人なんだ・・・。」
僕は恐ろしくなった。
コマーの言うことが正しいとすると
間違いなく鬼頭警部は周りにものすごいありがた迷惑をかけているのだろう。
そんな人と関わり合うのはやめよう。
コマーが続いてこう言った。
「しかも鬼頭警部は
お礼を満足する形で受け取らないと激怒してしまうんだ。
その破壊力はライオンを素手で倒すほど強力らしい・・・」
絶対にこんな人と関わりたくないな・・・。
ありがた迷惑どころか、ものすごい迷惑だ。
僕は恐ろしい考えを持ってしまった。
「もしも、5回撃って16個にしなかったらどうなるのかなあ・・コマー・・」
コマーが口を開く
「ケーキが僕らの墓になってしまうだろうね・・・・」
そして僕らは久しぶりに同じ考えになった。
『急いで考えよう!!!!!!!!!!!!!!!!!』
そして翌日。
僕らのもとには超迷惑警部とその助手の鈴木さん、
そして家一軒くらいの巨大なホールケーキが届いた。
「・・・・・・」
僕は開けかけた口を閉じて思った。
しかしコマーはしばらく「やってしまったか・・・」とでも言うように
頭を抱えている。
「さあ!このケーキをヤツザキ光線で5回撃って16個にしてみたまえ!」
鬼頭警部がさわやかに言う。
その横で助手の鈴木さんはケーキをつまみ食いをしている。
一体どうやって、ケーキ全部を食べようと思っているのだろう・・・。
僕はコマーと同じく頭を抱えた。
その後、
僕らは何とか知り合いのウルト〇マンにヤツザキ光線での切り方の指示をして
五回撃って16個に分けることに成功した。
ただケーキはどうしても食べきれなかったので
何とか鬼頭警部を説得してウルト〇マンにあげたのであった・・・。
(何でコマーの友人に彼がいるのか、鳥川だけが知っている・・・・。)
さて、ウルト〇マンはどうようにヤツザキ光線で平等に
5回で一六個に分けたのだろうか?
こんにちは。
鬼頭警部じゃ。
この前の事件では助手の鳥川君が大手柄をしてくれたのう。
あの事件によって麻薬グループの何割かを逮捕することにも成功した。
そのお礼として明日の朝、ケーキを贈りたい。
しかしワシとその助手の鈴木君も食べたいのじゃ。
というわけでそのケーキをウルト〇マンの八つざき光線で5回分断して16個に平等に分けていただきたい。
それでは楽しみにしておるからな。
鬼頭警部より
「コマー…。」
僕はある重大なことに気付いた。
「きっと同じ考えだと思うが、なんだい?」
「鬼頭警部っておじいさんだったんだ・・・・。」
「そこかあ!!!!」
コマーの鋭いつっこみが飛ぶ。僕は長年の経験から何とかつっこみをかわす。
「君は驚くところが違うようだね。」
どうやらコマーは違うところに驚いているらしい。
「あの鬼頭警部は、少しの借りを100倍で返すような人なんだ・・・。」
僕は恐ろしくなった。
コマーの言うことが正しいとすると
間違いなく鬼頭警部は周りにものすごいありがた迷惑をかけているのだろう。
そんな人と関わり合うのはやめよう。
コマーが続いてこう言った。
「しかも鬼頭警部は
お礼を満足する形で受け取らないと激怒してしまうんだ。
その破壊力はライオンを素手で倒すほど強力らしい・・・」
絶対にこんな人と関わりたくないな・・・。
ありがた迷惑どころか、ものすごい迷惑だ。
僕は恐ろしい考えを持ってしまった。
「もしも、5回撃って16個にしなかったらどうなるのかなあ・・コマー・・」
コマーが口を開く
「ケーキが僕らの墓になってしまうだろうね・・・・」
そして僕らは久しぶりに同じ考えになった。
『急いで考えよう!!!!!!!!!!!!!!!!!』
そして翌日。
僕らのもとには超迷惑警部とその助手の鈴木さん、
そして家一軒くらいの巨大なホールケーキが届いた。
「・・・・・・」
僕は開けかけた口を閉じて思った。
しかしコマーはしばらく「やってしまったか・・・」とでも言うように
頭を抱えている。
「さあ!このケーキをヤツザキ光線で5回撃って16個にしてみたまえ!」
鬼頭警部がさわやかに言う。
その横で助手の鈴木さんはケーキをつまみ食いをしている。
一体どうやって、ケーキ全部を食べようと思っているのだろう・・・。
僕はコマーと同じく頭を抱えた。
その後、
僕らは何とか知り合いのウルト〇マンにヤツザキ光線での切り方の指示をして
五回撃って16個に分けることに成功した。
ただケーキはどうしても食べきれなかったので
何とか鬼頭警部を説得してウルト〇マンにあげたのであった・・・。
(何でコマーの友人に彼がいるのか、鳥川だけが知っている・・・・。)
さて、ウルト〇マンはどうようにヤツザキ光線で平等に
5回で一六個に分けたのだろうか?