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たけ
2010/03/19 13:51
では、締めたいと思います。
その前に、この問題の全訳を載せておきます。
【全 訳】
昔、イギリスのある町に住む一人の少年がいました。彼の名前はビリー・パークといいました。彼の家族は大変貧しく、彼は両親を助けるために働かねばなりませんでした。
ある日、少年は一軒ごとに商品を売り歩いていました。何軒かの家を訪れた後、彼はとてもおなかが空きました。彼は食べ物を買うお金を持っていなかったので、ある家に食べ物を貰えるよう頼もうと決心しました。
少年はドアをノックしました。すると、若い女性がドアを開けました。彼女は「何か御用ですか?」と言いました。彼は、その女性が若く美しかったのでとても驚き、きまり悪くなりました。彼は食べ物を頼むことができませんでした。「水を頂けませんか?」と彼は言いました。少年がとても空腹そうに見えたので、彼女は大きなコップ一杯のミルクを持ってきました。彼はそのミルクを見てとても驚きました。当時、ミルクを手に入れることはとても難しいことだったのです。彼はそれをゆっくり飲み、恐る恐る「いくら払えばいいですか?」と尋ねました。
「その必要はありません。お金は結構ですから。」と彼女は答えました。
彼は、「本当にありがとうございます。」と言いました。彼は、体が元気になってくるのを感じ、彼女にさよならと言いました。
数年後、その若い女性は病気にかかってしまいました。彼女の町の医者は、自分の病院よりも大きな医療機関での診察が患者にとって必要と判断し、彼女を大きな町の病院に移しました。ビリー・パークはその病院の医師の一人でした。彼は彼女の町の医者からの手紙を読み、彼女の町の名前を見たとき、その町が自分の故郷であることに気付きました。そして、彼はたくさんのことを思い出しました。
彼が病院でその女性を見たとき、「この人はあの時の女性だ。彼女は私にミルクをくれた。彼女を助けよう。」と思いました。
彼は数ヶ月間、十分に彼女の世話をし、そして彼女は元気になりました。彼女はパーク先生に感謝しました。彼女はすぐに帰郷する予定でした。
パーク先生は事務室へ行き、事務員に、「彼女はいくら払わねばならないのですか?」と尋ねました。事務員は彼に請求書を見せ、「来月までに払わねばなりません。」と言いました。彼はそれを見て、何かを書きこみました。請求書が彼女の部屋に送られました。それは封筒の中に入っていました。彼女は心配でした。彼女は「大変な金額だわ。私には払えない。」と思いました。
彼女は封筒を開けて、請求書を見ました。彼女はそこに何かを見つけました。彼女はその言葉を読みました。
『あなたの治療費は、昔貧しかった少年にあなたが与えた1杯のミルクで全額支払われました。』
そして、彼女はあの少年を思い出しました。「パーク先生はあの時の少年なんですね!」
というわけで、良いお話でした・・・よね?
たけ 2010/03/19 13:51
その前に、この問題の全訳を載せておきます。
というわけで、良いお話でした・・・よね?