出題から1ヶ月…来週には卒業式・修了式を控え、今週は成績評価等の事務的な仕事
で忙しくなりそうですので、こちらは閉めようと思います。(方言の方は、やり残したことが
あるのでもう少し…)
No.53でも言いましたが、今回の目的は制空権を得ることです。そして、B国が制空権を得た
という結果まで出ているのです。結果ありきのお話なのですから、A国の改良をデタラメなものに
するだけでも良いと言えば…良いのですが、問題文に沿ってそれっぽくこじつけると
国の資源、国民の士気、陸・海・空軍の戦力等全てに於いて互角で、戦争は長期化することが予想されました。
AB両国の総司令官は、空を制した方がこの戦争で勝利を収めることが出来ると確信し、制空権をめぐる戦いが激化。両国とも多くの戦闘機が撃墜され失われました。
そして今、撃墜数を削減するための戦闘機の改良が喫緊の課題となっているようです。
@ この戦争は、空だけで行われているわけではない。
A−a 空を制するものがこの戦争に勝利するというのは、両国の総司令官個人の考えであって、
絶対の勝利条件ではない。
A−b 戦闘機の改良(撃墜数の削減)を喫緊の課題としているのは、「空を制する=戦争を制する」
と信じる総司令官であって、必ずしも撃墜数の削減を目的とする改良である必要はない。
そうすると、以下の文の意味も変わってきます。
それぞれ新型戦闘機を導入しての緒戦…傷一つなく帰還する戦闘機の姿を眺めながら、A国の司令官は満足げです。
一方、B国の戦闘機は改良前同様にあちこち穴を開けて帰ってきます。司令官は不安になりました。しかしながら、戦闘機の改良に成功し制空権を得たのはB国でした。
A国は、司令官の信念通り、撃墜数を削減する機体改良を施した。
B国は、空軍のコストを可能な限り削減することで、陸軍と海軍の増強に資金を回した。
しかし、機体の損傷度を無視すれば、AB国とも戦闘機は帰ってきており、撃墜数に変化は無い。
金を使ったA国と使わなかったB国それぞれの改良は、撃墜数削減という司令官の課題
からいうと失敗している。
陸軍と海軍の増強により、B国は陸と海でA国を圧倒。
A国は陸・海軍の損害補充の為に資源を消費。
資源面で先に根を上げるのはA国
終戦直前…戦闘機のコストを下げるという改良を施したB国が制空権を得ることになる。
こんな感じで、B国の勝利という結末ありきの上に、陸軍や海軍の存在・コスト面を考慮した
解答を私独自の解答として用意していました。
たいふ 2010/03/15 00:43
で忙しくなりそうですので、こちらは閉めようと思います。(方言の方は、やり残したことが
あるのでもう少し…)
No.53でも言いましたが、今回の目的は制空権を得ることです。そして、B国が制空権を得た
という結果まで出ているのです。結果ありきのお話なのですから、A国の改良をデタラメなものに
するだけでも良いと言えば…良いのですが、問題文に沿ってそれっぽくこじつけると
@ この戦争は、空だけで行われているわけではない。
A−a 空を制するものがこの戦争に勝利するというのは、両国の総司令官個人の考えであって、
絶対の勝利条件ではない。
A−b 戦闘機の改良(撃墜数の削減)を喫緊の課題としているのは、「空を制する=戦争を制する」
と信じる総司令官であって、必ずしも撃墜数の削減を目的とする改良である必要はない。
そうすると、以下の文の意味も変わってきます。
A国は、司令官の信念通り、撃墜数を削減する機体改良を施した。
B国は、空軍のコストを可能な限り削減することで、陸軍と海軍の増強に資金を回した。
しかし、機体の損傷度を無視すれば、AB国とも戦闘機は帰ってきており、撃墜数に変化は無い。
金を使ったA国と使わなかったB国それぞれの改良は、撃墜数削減という司令官の課題
からいうと失敗している。
陸軍と海軍の増強により、B国は陸と海でA国を圧倒。
A国は陸・海軍の損害補充の為に資源を消費。
資源面で先に根を上げるのはA国
終戦直前…戦闘機のコストを下げるという改良を施したB国が制空権を得ることになる。
こんな感じで、B国の勝利という結末ありきの上に、陸軍や海軍の存在・コスト面を考慮した
解答を私独自の解答として用意していました。