クイズ大陸



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?ボムボム 2010/02/23 16:39
今重大な問題点に気付きました。

もしゲーデルさんが「質問されてないから、答えられない」というような立場であるなら、
僕たちに「もし門番だったら…と答えませんか?」という質問をしていることが矛盾していませんか?
僕たちは門番でもないですし、そのような質問をされたわけではないのですから。
「例えば…」の話であるなら、それは僕が上で主張した「仮想世界」の考え方ではないですか?
返信 編集
?ゲーデル
ダブルスタンダードに聞こえているのかもしれませんが、私は、
別に「仮想世界」の考え方が納得できないわけではありません。 (^_-)

以下、私の個人的な反事実的条件文に対する考え方です。
私は、仮想世界的に実在性はないと思いますが、一般の人は、
結局は仮想世界的考えを根底にして、話をしているのだろうと思っています。

ただ、その仮想的な前提を「押しつける」ような質問は、日常生活においても
ダメになることが多いと思っています。
(↑の2億円渡していないのに、2億円渡したことを前提にして質問する
のがいい例です。多くの人は違和感を感じると思います。 (~。~)
「○○と聞いたら、xxと答えますか?」は、質問できることが
日常生活においてあまりに当たり前で、それに対する答えが、
あまり現実的な価値がないことが【多いので】、「押しつけ」が少なく感じますが、
実際は、後件に重要な意味がある時は、前件に現実性がない時は、
「そもそも前件が違う」と言いだすのが普通です。
つまり、「押しつけ」を感じるからです。 (*^_^*)
例えば、少しでも嘘を言ったら、罰金1万円というルールで日常生活を
送ることを考えれば、仮定の話は出来るだけ避けようとすると思いませんか?

政治家等の、発言に重要性がある人で、良く考えている人は
「○○ならxx」といういい方を極力避ける傾向にあります。
というのは、「○○なら、xxですか?」と聞かれた時、うっかり「はい」等と答えると、
「xxと表明!」などと後件のみを強調した報道をされる事がよくあるからです。
だから、「そもそも前件が違うので、お答えできません。」とか、
「仮定のお話はいたしません。」みたいな返し方をしたり、前提を強調して話します。
(それでも前提の真偽を無視する場合は、一般に悪意を含んだ質問になります。 (;_;)

「押しつけ」の程度が少なければ、回答者側は素直に答えますし、
「押しつけ」の度合いが大きければ、実際の世界でも、「そもそも前提が違う」と
反論されるわけです。

私が主張しているのは、このように、自然言語においても微妙な質問形式を、
こと「質問する回数が限られている状態」=「前件が確実に偽」で、
「相手が論理の世界に生きている」と考えられる状況でするのは、
あまり適切ではない、ということだけです。
もちろん、別にハッキリ「間違い」と言うわけでもないので、
別の簡単な正解がなければ、どんどん積極的に使っていいと思います。 (^_^)

ちなみに、日常世界では、↑で述べたように、私は皆仮想世界的な考えで
反事実的条件文は使われていると思いますで、ほとんど問題にならないと思います。
「押しつけ」をすると、相手に失礼だから、普通の会話ではほとんどみられないですし。