*簡単のため、
>>34では、沈黙の場合を考慮に入れていません。
考慮に入れたい場合は、
>>34に少し手直しをする必要があります。
が、本質的に同じことです。
「門番に質問Aをしたら、 "はい" か "いいえ" で答える。」
を
>>34の定義に従って、書きかえると、
(∃x)(x∈【質問可能者】∧ E(x,A) ∧ F(A)=「はい」)
∨
(∃x)(x∈【質問可能者】∧ E(x,A) ∧ F(A)=「いいえ」)ということになるかと。
質問可能者が一人でも存在して、その人たちになんら制限がかかっていなければ、
「真」となりますので、門番が正直村の住人なら、「はい」と答えます。
制限がかかっている場合は、「偽」になりますので、「いいえ」と答えます。
追記:
要するに、質問されなければ、「沈黙」も何も、最初からありません。
「質問され、答えに窮した時の沈黙」と、「質問されていない時の沈黙」とは
わけて考えてください。
追記2:
(∃x)(x∈【質問可能者】∧ E(x,A) ∧ ( F(A)=「はい」∨ F(A)=「いいえ」))としてもいいですよね。
ちなみに、(∃x)を(∀x), 最初の ∧ を → に変更しても同じことです。
(前提として、門番は誰に対しても、同じ答えを言いますから)
ボムボム 2010/02/18 15:51
というのを質問することを考えると
「(∃x)(x∈【質問可能者】∧ E(x,A) ∧ F(A)=「はい」)」・・・・@
に倣って書き換えると
「(∃x)(x∈【質問可能者】∧ E(x,A) ∧ F(A)=(「はい」∨「いいえ」∨「沈黙」)」?
この質問をすると偽で、正直者なら「いいえ」で返ってくる?
しかし掟通りなら、どんな質問をしても、「はい、いいえ、沈黙」で答える、は真のように見える。
真なら「∀X→∃X(=A)」つまりある質問Aについてもこの命題は真で、
『質問Aをしても、「はい、いいえ、沈黙」のいずれかで答える』
という命題自体は真のように思えますが…?