あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
新年の挨拶に太傅探偵事務所を訪れたヒロシ君とアキラの2人…
挨拶もそこそこにヒロシ君は、お年玉を要求している様子です。
ヒロシ「先生、お年玉くれよ〜」
心得たとばかりに太傅氏は、ポチ袋を机の上に並べ始めました。
【松に鶴】
【梅に鶯】
【桜に幕】
【藤に時鳥】
【菖蒲に八橋】
【牡丹に蝶】
【萩に猪】
【芒に月】
【菊に杯】
【紅葉に鹿】
【柳に蛙】
【桐に鳳凰】
アキラ「面白いね。このポチ袋って、花札の絵柄になってるよ」
太傅「近所の雑貨屋さんで見つけました。他にもトランプの絵札
や缶飲料のラベルを真似た物もあったのですが、かんじが
良かったのでこれを選びました」
ヒロシ「12こ全部くれるのか?」
太傅「そういうわけにはいきません。あげるのは1つだけです。
しかも…この12袋の内、お金が入っているのは1つだけで、
残りの11には新聞紙が入っています」
ヒロシ「新年早々運試しかよっ」
アキラ「何かヒントがあるよね」
太傅「そうですねぇ…では2つほどヒントを差し上げましょう。
私と貴女の仲ですからね…」
微笑む太傅氏の言葉にポッと頬を染めるアキラ
ヒロシ「何、赤くなってんだ?…それより、ヒントプリーズ」
太傅「…僅かでも、水の流れは人を滅ぼし、死するが如く全てを忘れる。以上です」
さて、どのポチ袋を選べばよいのでしょう?
新年の挨拶に太傅探偵事務所を訪れたヒロシ君とアキラの2人…
挨拶もそこそこにヒロシ君は、お年玉を要求している様子です。
ヒロシ「先生、お年玉くれよ〜」
心得たとばかりに太傅氏は、ポチ袋を机の上に並べ始めました。
アキラ「面白いね。このポチ袋って、花札の絵柄になってるよ」
太傅「近所の雑貨屋さんで見つけました。他にもトランプの絵札
や缶飲料のラベルを真似た物もあったのですが、かんじが
良かったのでこれを選びました」
ヒロシ「12こ全部くれるのか?」
太傅「そういうわけにはいきません。あげるのは1つだけです。
しかも…この12袋の内、お金が入っているのは1つだけで、
残りの11には新聞紙が入っています」
ヒロシ「新年早々運試しかよっ」
アキラ「何かヒントがあるよね」
太傅「そうですねぇ…では2つほどヒントを差し上げましょう。
私と貴女の仲ですからね…」
微笑む太傅氏の言葉にポッと頬を染めるアキラ
ヒロシ「何、赤くなってんだ?…それより、ヒントプリーズ」
太傅「…僅かでも、水の流れは人を滅ぼし、死するが如く全てを忘れる。以上です」
さて、どのポチ袋を選べばよいのでしょう?