死者のキスマーク≫ No.1 ≫No. 2
永久駆動
2009/10/30 21:10
「自分で試してみました。
原稿の隙間に口をつっこんでも
この位置にキスマークはつけられません。
僕が原稿を綴じた時にこんなキスマークや署名は
絶対にありませんでした。間違いありません。
バラバラだった原稿から必要な箇所を選び並べる順番を決めたのは僕です。
綾の手書き原稿を1枚1枚じっくり目を通して
これはいる、これはいらないと僕が選びました。
どの原稿が選ばれそれが何ページ目になるかは誰にも予測不能でした。
この原稿が綾の死亡日の43ページになったのは全くの偶然です。
綴じる前に原稿はすべてしっかり見ました。
何かが貼られたような不自然な原稿や
2枚が貼りついてるとかの怪しい原稿などもありませんでした。
だから綴じられる前の細工ではありえません。
ハトメにも異常はありません。
外されたり壊されたりした痕跡はありません。
綴じたときのまましっかり留まっています。
原稿を破らずに一枚でも外したり挿入したりはできません。
綴じたハトメ機は外国製のアンティークです。
現在世界中で使えるものは僕がもってる1台だけです。
使い方もちょっと特殊で僕にしか綴じることはできません。
ハトメ金具も専用の物でオスとメスをかみ合わせるタイプです。
一度綴じると金具を壊さなければ外れません。
このハトメ金具は僕のハトメ機でしか使えません。
ハトメ金具の残りがここにあります。
世界中探してもこれが最後の金具です。
綾の原稿を綴じて残りがオスメス70組でした。
70組がそのままあります。」
ハトメ部分 拡大断面図
_______┏━━━┓┏━━━┓
_______┃┏━┓┃┃┏━┓┃ハトメメス
_______┗━┓┃┃┃┃┏━┛
■■■■■■■■■┃┃┃┃┃┃■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■┃┃┃┃┃┃■■■■■■■■■■原
■■■■■■■■■_┃__┃_■■■■■■■■■■稿
■■■■■■■■■_┃__┃_■■■■■■■■■■
_______┏━┓┃__┃┏━┓
_______┗━┻┛__┗┻━┛ハトメオス
「私は悪質ないたずらだと思います。
詳しく調べてみましょう。この原稿はお預かりします。」
(つづく)
原稿の隙間に口をつっこんでも
この位置にキスマークはつけられません。
僕が原稿を綴じた時にこんなキスマークや署名は
絶対にありませんでした。間違いありません。
バラバラだった原稿から必要な箇所を選び並べる順番を決めたのは僕です。
綾の手書き原稿を1枚1枚じっくり目を通して
これはいる、これはいらないと僕が選びました。
どの原稿が選ばれそれが何ページ目になるかは誰にも予測不能でした。
この原稿が綾の死亡日の43ページになったのは全くの偶然です。
綴じる前に原稿はすべてしっかり見ました。
何かが貼られたような不自然な原稿や
2枚が貼りついてるとかの怪しい原稿などもありませんでした。
だから綴じられる前の細工ではありえません。
ハトメにも異常はありません。
外されたり壊されたりした痕跡はありません。
綴じたときのまましっかり留まっています。
原稿を破らずに一枚でも外したり挿入したりはできません。
綴じたハトメ機は外国製のアンティークです。
現在世界中で使えるものは僕がもってる1台だけです。
使い方もちょっと特殊で僕にしか綴じることはできません。
ハトメ金具も専用の物でオスとメスをかみ合わせるタイプです。
一度綴じると金具を壊さなければ外れません。
このハトメ金具は僕のハトメ機でしか使えません。
ハトメ金具の残りがここにあります。
世界中探してもこれが最後の金具です。
綾の原稿を綴じて残りがオスメス70組でした。
70組がそのままあります。」
ハトメ部分 拡大断面図
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_______┃┏━┓┃┃┏━┓┃ハトメメス
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■■■■■■■■■┃┃┃┃┃┃■■■■■■■■■■原
■■■■■■■■■_┃__┃_■■■■■■■■■■稿
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_______┗━┻┛__┗┻━┛ハトメオス
「私は悪質ないたずらだと思います。
詳しく調べてみましょう。この原稿はお預かりします。」
(つづく)